おはようございます。
曇りです。
「古代からのメッセージ 播磨国風土記」の
「古代播磨の女性たち」古山桂子 より
昨日の「鹿の血に稲種をまく」の続き
国をどちらが取るか争う前は玉津日女命(たまつひめのみこと)という名前だったわけだけど、
「玉」→「魂」 「津」→「の」 だから「魂の姫」であり、
で「鹿の血に稲種を浸し、播いて1日で豊作にした」のを見て、伊和大神がすたこら逃げ出したわけ。で改名して賛用津比売(サヨツヒメノミコト)となったわけだけど、
「サ」は田植えに関する言葉に多い。
サツキ (陰暦5月)
サナエ (早苗)
サオトメ(早乙女)
サビラキ(田植え開始の日)
サノボリ(田植えの終わった日)
そして「サ」は稲霊・穀霊のこと。
サツキにサナエをサオトメが田に植えて、終わるとサの神様が昇って行かれる。
サクラ(サの神のいる座(くら)?)
また田植え前にサオトメが精進潔斎して慎み深い一夜を過ごすのを「女の家」と言った。(と言いつつ、「慎み深い一夜」だったのだろうか??)
つまり「魂の姫」から「(呪術的な)稲作の姫」になったわけね。