おはようございます。
快晴です。
「古代からのメッセージ 播磨国風土記」の
「古代播磨の女性たち」古山桂子 より
追う妻
揖保の郡(いぼのこおり)、枚方の里(ひらかたのさと)、今の太子町(たいしちょう)佐比岡という所に出雲から比古神が来ていた。夫を追って比売神がやって北が、比古神はどうも落ち着かないと別の所に去った後だった。すると比売神は怒って、故郷の出雲人が佐比岡に差しかかると、その半分は通さないという交通妨害をして腹いせをした。
(怒るのはわかる。で、なんで交通妨害なんだ??まあいろんな話がくっついてるんだろうけど)
賀毛郡、今の小野市のあたり。
「腹辟(はらさき)の沼」という沼があった。
近江の花浪の神の妻が夫を追ってここまで来たが、追いつくことができなかった。
そこで怒りのあまり刀を持って自分のお腹を切り裂いてこの沼に飛び込んで死んだ。
そこでこの沼が「腹辟(はらさき)の沼」と呼ばれるようになった。
そのためこの沼のフナにははらわたが無い。
うむ〜〜、世を儚んでお腹を切り裂く、ならまだわかるけど、怒ってやるかなあ・・・
怒った場合は攻撃は他人に向きそうだけど・・・