
研修用に作ったkeynoteのスライドです。
一番下にPDFもリンクしました。
テキストだけも置いておきます。
公開用には入れていませんが、これに具体的な事例も本番では入れています。
ーーーーーーーーー
わかる・わからない
できる・できない
音声言語がわかる
ひとりで、音声言語だけで、
わかった場合は「わかる」
誰かがヒントを出さないと
理解できないのは「わからない」
試すなら、
直立不動で(腕は体につける)
視線を外し、
相手から少し声の方向も外し、
静かな声で言ってみてください
(これはとてもむつかしいことです)
相手の無意識での動作
・指さし
・視線を向ける
など、見てわかるもので判断して行動していることはありませんか?
できる・できない
ひとりでできた場合は「できる」
誰かがヒントを出したり、
手伝ってあげたり、
そばにいてあげないとできないのは
「できない」
優しい人ほど、
この子は
「言葉(音声言語)がわかります」
「○○ができます」
と考えがち・・・
しかし、それだと、
「わかっているのにしない」
とその子を追いつめることに
無意識に相手の言いたいことを読み取って
しまい「代弁」したり、あるいはやってあげたり
して、「本人がする権利」を奪っていることは多い
例 ・○○ちゃん係
・私のボランティア体験
そんなことをしていると
・考えない(わからない)子
・できない子
・指示待ちの子
ができあがる
本人も困る
周囲も困る
「わかっているのにわざとしない」
(逆に「悪いとわかっているのにわざとする」)
という言い方もよくされます。
ほんとうでしょうか?
単に「わかっていない」だけでは?
(これはスライドにはしていませんが、
「相手が大きく動く反応だけは見てわかるのでその行動をする」
「注目をしてほしいから、他のことはわからずにその行動をする」
「その場の意味やルールがわからないからその行動をする」
だけのことはよくあります)
あれもこれも「ねらう」とこちらもとてもしんどい(メンタルをやられます)し、
1つだけにしぼってやりましょう
困った時は「その子に合わせる」
「その子は何がわかるんだろう?」
「その子は「何ができるんだろう?」
公開用わかるわからない.pdf