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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年11月03日

大世界史 池上彰・佐藤優



 読書メモ


ギリシャ

 現在のギリシャはソクラテス・プラトンの古代ギリシャとは関係が無い。人種的にも言語的にも。
 オスマン帝国を解体するため、オスマン帝国の中でキリスト教(ギリシャ正教)共同体(ミレット)にいた人たちにロシアのギリシャ人たちが由緒正しさを吹き込み、イギリスがそれを応援し、1829年に独立した。
 今の日本人が祖先を源氏か平氏に決めてニセ系図を作るようなもの。(という意味では、現代に生きる人間にとっては、それぞれの国の「歴史と伝統」とかってほとんどニセ系図作りみたいなことが多いんじゃないかな・・・)

池上 2009年にギリシャの財政危機が表面化したとき、
   首都アテネでギリシャ人たちにインタビューし
   たら、
   「ヨーロッパ文明はギリシャ文明がつくり出した
    のだから、ヨーロッパ各国がギリシャを助ける
    のは当然だ」と言われて絶句しました。

佐藤 結局、オスマン帝国を解体するために西側の
   出店としてつくった国家だから、いわば、
   そこに存在すること自体がギリシャ人の
   仕事になっている。ですから「財政危機は
   ギリシャ人が怠け者だから」などと責めても
   始まらないのです。

佐藤 西側はギリシャには産業をつくらなかった。
   工業が発展して工場労働者が生まれると、
   共産党が組織化するからです。
   だから農業と観光だけの国にしておいた。


琉球・沖縄の歴史

1429 琉球王国、沖縄本島を統一(室町時代か・・・)
1466 琉球王国、奄美群島北部を制圧
1609 薩摩藩、琉球王国に侵攻(以後、清と薩摩藩に両属)
1872 日本政府、琉球藩を設置(琉球王国の廃止)
1879 日本政府、琉球藩廃止、沖縄県設置(琉球処分)
1945 沖縄戦
1946 北緯30度以南の南西諸島、日本政府より分離、米の軍政下に
1953 奄美群島、本土復帰
1972 沖縄、本土復帰


キリスト教諸派をめぐる歴史

313 ローマ帝国、キリスト教を公認
325 ニカイア公会議
392 ローマ帝国、キリスト教を国教化
395 ローマ帝国、東西分裂
451 カルケドン公会議
1054 東方正教会分離
1453 ビザンティン帝国滅亡で、モスクワが東方正教会の中心に
1517 ルター、「95ヶ条の提題」を公表
1618 30年戦争勃発
1648 ウェストファリア条約締結

 30年戦争は最初カトリック(ハプスブルク家)対プロテスタント(ボヘミア地方)の戦いだったものが、他の国も参戦し、入り乱れ収拾がつかなくなり、長い戦争になった。それでもう戦争はこりごりというので出てきたのがウェストファリア条約。宗教戦争をやめる、宗教のために戦うのをやめる、というのは「神よりも重要な価値を認める」ということ。これに力があったのがコペルニクス(1473〜1543)の地動説。
 神は天上(上)にいると思っていたのが、地球が球であるなら上下は意味をなさなくなる。
 ちなみにコペルニクスは生前は地動説を発表しなかった。危険だから。



世界の大学の歴史

1088 ボローニャ大学設立
1150 パリ大学設立
1167 オックスフォード大学設立
1348 プラハ大学設立
1636 ハーバード大学設立
1701 イェール大学設立
1724 ロシア帝国アカデミー設立(サンクトペテルブルク大学の前身)
1755 モスクワ大学設立
1877 東京大学設立
1902 英、スーダンにゴードン記念カレッジ設立(ハルツーム大学の前身)
1924 京城帝国大学設立
1928 台北帝国大学設立
1950 琉球大学設立

 この年表を見て、琉球大学設立はすごく遅いんや、と思ったのですが、後ろに理由が書いてました。

 英は植民地経営のための官僚を育成するために現地に大学を作った。
 フランスは現地のエリートをフランスの大学に入れた。
 ポルトガルはインフラ整備も何もしなかった。だから植民地が独立した時に大混乱になった。(アンゴラ、モザンビーク、東チモール)

 日本は英をまねた。

 しかし沖縄に対しては、初期の沖縄からの留学生が時の政権に反発する運動を始めたので、高校も大学も作らなかった。
 それに対し、米はすぐに英語学校を設立し、ミシガン州立大学から顧問団を呼び、琉球大学を作った。優秀な学生をアメリカに留学させた。例、大田昌秀元知事。
 そのため日本も東大・慶応・早稲田に沖縄枠を作った(アファーマティブアクション)。例、仲井間前知事。


 表記法は国家にとってたいへん重要。

中国共産党 簡体字。(繁体字の昔の本が読めなくなる)
ソ連 文字を4つ消した。(訓練を受けた人しか昔の本が読めなくなる)
GHQ 日本語をローマ字化しようとしたが、
   「当用漢字」という手で切り抜けた。
   それが後に「常用漢字」となった。

 いずれも思想統制の手段となる。

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11月3日(火曜日) 麻打山(金属に関わる地名。「播磨国風土記」より)


 おはようございます。

 今日の天気予報は晴れ時々曇りですね。

 昨日はインフルエンザの予防接種に行きました。
 なんか「足りない」という話もあるので、飛び込みで行けるんだろうか、と思いましたが、打ってもらえました。4500円。


麻打山 昔、但馬の国の人、伊頭志君麻良比(いずしのきみまらひ)、此の山に家居しき。二人の女(おみな)、夜、麻を打つに、即(やが)て麻を己が胸に置きて死(みう)せき。故(かれ)、麻打山と号(なづ)く。今に、此の辺(あたり)に居る者は、夜に至れば麻を打たず。


 要するに無理な残業はやめましょう、という説話やな。風土記の時代からあったんやね・・・

 で、「アサ」は当然麻布の麻と思うわけだけど、一面においては金属を表しているんだって。朝鮮語で鉄を意味するサに由来するのかもしれない。

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2015年11月02日のつぶやき






















posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする