ときどきコテコテの恋愛映画が見たくなります。
でもこの作品はポスター見ただけでなんか恥ずかしくなり、ちょっと見に行くの迷いました。
でも、先週のランキング1位。
ほお〜〜
仕事1つ仕上げた後、行ってみるか、と思い大久保のイオンシネマへ。
(最近、その日の思いつきで行動することが多い)
行ったのは18:45からの回で、観客15人ほどでした。
先週観客動員トップだったのに、ちょっと意外。
時刻の問題もあるかな。
これ西内まりやが聴覚障害者の役だという情報は入ってました。
で、どっかの劇場では字幕版もあったけど、残念ながら大久保のイオンシネマは字幕なし・・・
やっぱ字幕は欲しいなあ・・・
なぜ難聴になったのかを説明するシーンが聞き取れなかった。
メールやラインのやりとりは字で示してくれてるのですごくわかりやすかったです。
しかし、ブログからメールを送り、その後すぐLINE。
時代やねえ・・・(私にはまだLINE友達がいない・・・^^;)
で、メールやLINEで話が弾んだあと会う時の不安・・・よくわかります。
でも、ほんまのとこどっちもいったいどんな人かわかんないんだよね。
年齢にしろ何にしろ・・・(「私、きれいじゃないし」というメールもあった・・・男だと「ハゲ」とか「チビ」とか??私、全部当てはまりますが・・・)
最初、会った時、いきなり障害のことは言わないから、いろいろとややこしくなるの、難聴者として「あるある」です。
(東京中途難聴者なんとか会 青年部
(公式ホームページでは私はクレジットが探し出せない)
という所が監修に協力してました)
また西内まりやさんがやたら「ごめんなさい」を連発するのは、もうまじに胸がつまります。
発達障害のあるお子さんの親御さんに
「本人がわかって動くのじゃなく、他人を見てそれを頼りに動いていると、自信の無い人になります」
とよく言うのだけど、そういう状態なわけですね。
一応西内さんは口話がとれるという設定になっていますが、いろんな条件で口話がうまくとれずわからないまま動かないといけない時もあったということになるだろうから・・・
ほんと、うまく自己主張できて、対等に喧嘩ができて、それで初めて人間と人間の関係ってできるだろうからね。(障害あるなしに関係なく)
で、玉森君が最後の方で生まれ故郷の大阪に彼女を連れて行き、服を買ってあげるシーンがあるのだけど・・・ってか全体にこの映画の中ではなんかやっぱり男が押しつけるという部分が多く、服を買ってあげるシーンでも服をまずチョイスするのは玉森君で、まあ最後に選ぶのは彼女なのかもしれないけど、基本的には彼女が後ろをついていってます。お金を出してあげるにしても、服を「どれがいいかなあ」選ぶのはご本人でないといかんのでは・・・
って本があって、そこにも著者のくらげさんがあおさんに、くらげさんの選んだ服を買ってあげるのだけど、着てもらえなかった、という話があります。もちろんこれは背景には触覚過敏ということがあるにしても、結局は同じことだと思うんだよね・・・
ところで玉森祐太君んて、Kis-My-Ft2 ってクレジットされてたんだけど、ジャニーズなのね・・・知らんかった・・・
全体に話の流れが少しザラッとした感じというかこなれてない感じはするけど、ハッピーエンドだし、カップルで観に行くにはいいんじゃないっすかあ。
追記 原作、有川浩さんやったんや。今日(2017.1.21)まで知らなかった・・・
ラベル:映画