度胸で仕入れ、情熱で売る
青果店 店主 杉本晃章
今日のプロフェッショナルは、最初からは見る余裕が無かったのですが、たまたま流れててそのまま見てました。
杉本さん、一時は安売り競争に参加したのだけど、すると気がついたら古くからの常連さんがいなくなってたって。「安かろう、悪かろう」だから。
で、青果店の神様みたいに思われてる人(名前忘れた)に会いに行ったら、言われた言葉。
「野菜を食べてるか?」
キャベツなら月5回は食べなさい、と。えっ、5回も!?と言ったら、1週間ごとに味が変わるんだから、と。
実は杉本さん、八百屋さんなのにトマトが嫌いだったんだって。
でもそれから教えられた通り、毎日毎日いろいろ食べ続けたらトマトだっておいしいのがあることがわかって来た。他の野菜もね。で、そのおいしいと思える物だけを並べるようにしたんだって。そしたらお客さんに文句を言われたって。
「なぜ、こんなに高いの」
で売り上げも落ちる・・・でも我慢してやってたらいつの間にかお客さんが戻って来て(ただし安売り時代のお客さんとはまた別かもしれないね・・・)、あそこの野菜は美味しいと評判が立ち、遠方からわざわざ大量に買いに来る人が出るまでになったって。
う〜〜ん、いろいろ考えさせられるな。
やっぱり自分が美味しいと思える物を売る方が、プライドも持てるし、嬉しいよな。
たぶん特別支援教育とかでも同じようなことがあるかもしれない。
「いい物」を一度味わったら、それより低い質の物を売りたいとは思えないよね・・・
子供たちに「いい暮らし」を提供する・・・
まあ私が勤務するソワサポートでは他の部分(親御さんへのレスパイトとか、送迎完備で親御さんの苦労が少ないとか)が弱いんだけど、「本人のいい暮らし」を提供できるようには頑張ってるな。(そりゃ理想からは遠いかもしれないけどね)