私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年05月06日

人に見せること、報告すること。(徒然草 第百五十段)

たられば @tarareba722 さんのmemoからの転載。

徒然草 第百五十段

【現代語訳】
 これから芸事を身につけようとする人は、とかく「ヘタクソなうちは誰にも見せたくない。こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するのがカッコいい」と言うものだけど、そういうことを言っている人が最終的にモノになった例はひとつもない。
 まだ未熟でヘタクソな頃から、上手くてベテランな人たちに混ざって、バカにされて笑われて、それでも恥ずかしがらずに頑張っていれば、特別な才能がなくても上達できる。道を踏み外したり、我流に固執することもないだろう。そのまま練習し続けていれば、そういう態度をバカにしていた人たちを遙かに超えて、達人になっていく。人間的にも成長するし、周囲からの尊敬も得られる。
 いまは「天下に並ぶ者なし」と言われている人でも、最初は笑われ、けなされ、屈辱を味わった。それでもその人が正しく学び、その道を一歩一歩進み続けてきたおかげで、多くの人がその教えを授かることが出来るようになった。どんな世界でも、同じである。

【原文】
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。
ーーーーーー
 これ、ほんまやなあ、と思います。

 私が、1990年頃、リハビリテーション工学カンファレンスに参加して、
「ここにある情報が全然肢体不自由養護学校(特別支援学校)に流れてきてない!」
と思い、パソコンを含めた機器利用を学ばなければ、と考えた時、パソコンっていう物に触れたことは1度しか無かったと思う。(義弟の持ってたMZ-80Bを3日間ほど触った)

 すぐに、近所の小学校でMSXを利用されてた方を講師に呼び、NIFTY-Serve のFEDHAN(障害児教育フォーラム)で興味のありそうな人に声をかけてシンポジウムを開いた時、参加者の一人が「画面タッチで操作するのはRS232Cを使えば実現できるやろ」と言ったのが一体何を言ってるのかさっぱりわからなかったことはよく覚えています。

 で、とにかく「実際に目の前で使える物」を目指してあれこれやって、動画を撮影し、人に見てもらい、教えてもらい、しました。とにかく、「私、何もわからない。知識もない」と思って必死にあれこれやってました。

 1993年に、国立特殊教育総合研究所の短期研修に行った時、もちろん「考え方」とかは参考になる講義はたくさんありましたが、「実践」という意味では、もう自分であれこれ考えないといけないレベルに達していたと思います。「守破離」の「守」はもう終わってしまっていた、という感じ。

 これは受講生からではありますが
「kingstoneさんは、本当に子どもたちに使わせてるもんなあ」
と言われたのが印象に残っています。

 あと、FEDHANで、とにかく書ける範囲ではありますが、書き続け、発信し続けていたことも大きいかも。
 発信するためには言葉としてまとめなければいけないから、とにかく言葉にし続けた。

 で、こんなんやってました。

1994年の肢体不自由特別支援学校での取り組み

 で、1996年に知的障害養護学校に異動して、目の前に展開していることに言葉を失うわけですが・・・

そこからは

カテゴリ「実践動画」

にあるようなあれこれをしていくわけですが、最初の頃は・・・

自閉症のお子さんとの授業の失敗例1997年

というようなひどい授業をやっていたわけです。

 この動画はそれこそ「バカにされて笑われて」というものです。
 今まで某教育大学の某講師は、見ながら大爆笑してくれました。
 そこんとこすごくわかって欲しいです。
 で、ほんといろんな人に聞きながら、教えてもらいながら一歩一歩進めていったのです。

 私、現在勤務しているソワサポートに新スタッフさんが来られた時、新しいお子さんが来られた時、できるだけ動画を撮影するようにしています。嫌がるスタッフさんも多いですけどね。「まだうまくできないし」とおっしゃって。

 でも、ほんと後々宝物になると思うな。

 まあ、だからこそ、特殊教育学会でも発表したり、自主シンポをしたりしたいわけですが。

 やっぱり芸事でもスポーツでも、見て評論するだけの人と、素人芸でも実際に舞台に上がる人や草レースでも実際にレースに参加する人では、全然違ってくると思うよ。
posted by kingstone at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リタの鐘が鳴る 竹鶴政孝を支えたスコットランド女性の生涯(早瀬利之著)



 朝ドラの「マッサン」でとりあげられた、ニッカ創業者、竹鶴政孝と妻リタとの物語。
 読みやすいです。
 小学生(高学年)でもすいすい読めるのではないかな。

 しかし、マッサンで知ったのですが、サントリーのウィスキーも、ニッカのウィスキーも、竹鶴政孝が作ったのですね。

 なお、この本は「自伝・取材をもとに構成されたフィクションです」とのことです。
 で、もちろん朝ドラのマッサンもフィクションの部分はおおいにあると思いますが、どっちがどうなんだろうと思う点はいろいろありますね。

 テレビではリタとマッサンは日本ではまず長屋で暮らしていますが、本書では当時高級住宅街だった帝塚山に住んでいます。で、最初はリタは外国人社会の中でしかしその中でもなじめない感じで、日本人ともまじわらず暮らしてる感じがするな。

 本書にはリタの写真がいっぱい載ってます。少女時代のポートレイトってのがあって、これは写真屋さんも気合いを入れて撮影しているからかもしれませんが、めっちゃ美人。総じて結婚してからは割と固い表情の写真が多いですが、若い頃のリタって美人。

 お金の関連で出てくるのは、
 1920年に
 帝塚山での家賃、55円。
 サントリーで雇ってもらった時、年棒4000円(これは社長に次ぐとのこと)
 なお、これは摂津酒造時代の約3倍という記述がある。
 ってことは、摂津酒造では年棒1300円、つまり月100円くらいか。

 追記 1920年というのは大正10年くらいですね。
    YAHOO!知恵袋に
    「大正時代の300円とは現在でいうといくらぐらいの価値がありますか?」
    という質問があり、丁度大正9年の給与が載ってます。引用すると

      総理大臣の月給=1,000円(大正9年)
      国会議員の月給=250円(大正9年)
      東京都知事の月給=500円(大正9年)
      公立小学校教師の初任給=50円(大正9年)

     今、公立小学校教師の初任給って、20万円くらい?
     もしそうだとすると、マッサンが摂津酒造時代の給与は今だと40万円くらいで、
     家賃20万円の家に住んでいた、と。
     サントリー時代の給与は120万円くらいになるのかな?

 時代は少し後になるけれど、
 サントリーの山崎工場を作った時、200万円。
 ニッカの工場を作って創業した時。20万円。
 アップルジュースは1本30銭。

 なお、政孝がスコットランドに渡った時、行く宛てがあったわけではなく、いきあたりばったりで勉強ができるところを探し、そこで勉強させてもらっている。いろんな蒸留所にも飛び込みで行って働かせてもらって勉強している。

 ロングモーン蒸留所の支配人グラントは、従業員と一緒に働いて実習を続ける政孝に
「ウィスキーづくりの勉強はゴルフと同じだ。本を読んだだけ、見ただけでは絶対ダメなんだ。からだで覚えるものだ」
と教えた。


 なんでも実践する必要のあるものは一緒だと思うな。

posted by kingstone at 05:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月6日(水曜日) 静もれる森の中をののける此の一葉(尾崎放哉)


 おはようございます。

 曇り?


静もれる森の中をののける此の一葉
尾崎放哉「尾崎放哉選句集」より
須磨寺太子堂の堂守時代(1924年大正13年)の句。

「静もれる」は「静まる」ってこと?
「ののける」は検索しても出てこない。「のける」を言い換えてるのか?
静かな森の中に、すごーーく異質な感じで存在感を主張する葉っぱが落ちてきた、みたいな意味かな?


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2015年05月05日のつぶやき
























































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