著者が学んだ、そして考えた提案や報告を「紙1枚」にまとめる技術について書かれてる。
会議の時の資料は必ず紙1枚にまとめる、という。
で、私もできるだけA4用紙1枚にまとめてたけど、A3用紙1枚というのもある、というのなるほどな、です。
確かにA4だと苦しい時が多々あるもんな。
特に図や絵を入れた時はね。
で、その特徴として
1.ひと目で全体が見える(一覧性)
2.枠がある(フレーム)
3.枠ごとにタイトルがついている(テーマ)
とのこと。
う〜〜ん・・・私は「枠」は嫌いなんだけど・・・枠自体を作る時めんどくさいのと、枠の中の文のレイアウトに手間がかかる(要するにこれもめんどくさい)のとでね・・・
でもまあ、こんな感じですね。(本の中にも図がありますが、このエントリ内で見やすいように書き直してみました)

テキストにすると
ーーー
日付(これは大事やな)
提出相手(種類によっては書かない場合も)
自分の名前
題名
1.(背景・前提・目的)
2.(現状・概要)
3.(課題)
4.(対策)
5.(スケジュール)
ーーー
で、私としては「5.スケジュール」というのが新鮮でした。
1〜4まではなんだかんだ言って、今まで経験でやってましたが、確かに「いつやるか」「いつまでやるか」とかのスケジュールも大切だな。みとおしです。
あと「対策」には選択肢を用意するみたいなことが書かれてるところもあり、それもなるほど。
1案・2案・3案くらいですね。
確かにネットのどこかで、提案する時は
「1案だけだとダメだしの場になる。複数の選択肢を用意すると選択の場になる」
とかいうのを読んだことがあります。
あと
「そもそもこの書類をなんで用意するのか」
という「そもそも」を考えておくこと。
それとカイゼンのためのキーワードは「動作化」
というのもなるほど。
例えば
「挨拶する」
を
「笑顔でおはようございますとはっきり言う」
というような。(例としてはいまいちか・・・)
これは「個別の支援計画」を書く時などにも意識していたことだな。
まあ「具体的に書く」というふうに言ってたことだけど、それを「スタッフの動作」として明確にし、またお子さんの「動作(行動)」として具体化するということでもある。
しかし・・・後半のアイデアのまとめ方の部分は全然わからなかったというか、別にそうしなくてもできるやん、という感じではあった・・・