おはようございます。
いい天気です。
静かだ・・・
(「タッチ」あだち充著 少年サンデーコミックス〈ワイド版〉第11巻(最終巻) P72)
夏の甲子園、地方大会決勝戦。
明青1点リードの10回裏、須見工の攻撃、二死二塁。一打同点、ホームランなら逆転サヨナラ勝ち。
バッターは新田。
達也はナインに「あと1試合だって投げられる」と言ってましたが、ウソです。もうヘロヘロで気力だけで投げている。
3球投げて、3球痛烈なあたりをされている。4球目の前。
達也の周囲は真っ暗。バッターとキャッチャーしか見えない。
達也は膝に手をついてキャッチャーを覗きこみながら
達「(静かだ・・・)」
達「(観客の声がやけに遠くにきこえる・・・)」
達「(腕が楽になって暑さも気にならねえ)」
その時、左後ろに「影」が立ちます。