おはようございます。
晴れです。
夜はずっと雨だったのかな。
地面は濡れてました。
月落不離天
つきおちててんをはなれず
これ、いつの時代にできた言葉だろう?
月が水平線の下に沈んでも、実は宇宙空間にあるんだよ、という「地球は丸い」「その周りを月が回っている」ということだから、かなり最近(15世紀以降くらい?)の言葉だろうか。
月落ちて天を離れず(円覚寺・居士林土だより)によると
「水流元入海(水流れて元海に入り )
月落不離天(月落ちて天を離れず)」
という詩の後半とのことですね。
慈鐘第18号によると
元の明本禅師と一僧の問答の一節
で、
一僧 『何れの処にかさらに生死去来の跡を求めん。何れの処より来るや』
明本 『水流れてもと海に入る』
一僧 『死何れの処に向かって去るや』
明本 『月落ちて天を離れず』
ってことです。
元の時代。Wikipediaによると
中峰明本(ちゅうほう みょうほん、1263年 - 1323年8月14日)は、中国の元代の禅僧である。南岳懐譲下の第22世に当たる。俗姓は孫氏、杭州銭塘県(浙江省杭州市)の出身。字が中峰であり、幻住道人と号した。諡は智覚禅師。
そうか。
13〜4世紀の人なんだ。