私の関わりのある法人
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 あくまでも、私個人の意見です。

2015年02月05日

2月5日(木曜日) 不入虎穴 争得虎子(こけつにいらずんば いかでかこしをえん)

 おはようございます。

 外を見ると、曇ってるというか、もやってる感じですが、暗いのでよくわからないな。


不入虎穴 争得虎子
こけつにいらずんば いかでかこしをえん

 私は、「こけつにいらずんば、こじをえず」と覚えていた語だな。

 今風に言うと、リスクをとらなきゃリターンはないよ、か。
 でも、そんな「儲け」とかとは関係なさそうなイメージが強いな。
 虎の子だったら、人間に連れられて行きたいとは思わないかもしれない。
 でも、すごく困っているお子さんがいて、そのお子さんにいい環境(物理的にも人的にも)を作ろうと思ったら、いろいろ危険を犯さなければいけない、みたいなイメージはすぐにわく。
 
 音声言語にこだわってる方に、もっと先に「音声言語にとらわれない確実に伝わるコミュニケーション」が必要なこと、なぜなら「あなたや、周囲の人が思ってるほど、このお子さん、音声言語を理解してませんよ」と説明する。で、「周囲の人が思っている以上にこのお子さん、困っているんだよ」と告げること・・・めっちゃ危険なわけで・・・なんで「お医者様」そしてそのお医者様をサポートする「心理士さん」の段階で、きちんと親御さんに伝えられていないのか、私にはわからない。

 そして、私が「親御さんの気持ちを逆なでする危険な人物」という評価を頂く。

 ほんと、なぜなんだ・・・

 やっぱり医療者が診断をつけた段階で、「人間だから、受け取るほうも、表現するほうも、音声言語を使うことが当たり前で、この子も訓練すれば(あるいは成長すれば)それが当たり前にできるようになる」というのは、少なくとも自閉症スペクトラムのお子さんについては間違いであることを、伝えておいて欲しいよなあ・・・それを最初に親御さんに印象づけるのが私、という事態はやめて欲しいなあ。

 まあ心理士さんの意見書には「見てわかる物があるといい」という言及はあるんだけど、親御さんは「それ、何?どういう意味かわからへんわ。ま、とりあえず音声言語やな」という状態やからね。

 で、「音声言語にこだわらず」とか、「具体的に視覚支援をどう使うのか(とかのさわり部分。毎日のことは現場の実践者と考えていく)」とか、「認知の障害そのものは治るとかいうもんじゃない」とかを伝えるのは、確かにたいへん「危険」なことではある。ショックを受けはる可能性もあるしね。それこそ反発しはるかもしれない。ドクターショッピングを始めるかもしれない。でも、その「危険」を引き受けるのは「専門家の責任」だろうと思う。そこんとこの責任を特別支援教育担当教師とか現場の支援者に任せるのはおかしいだろう。

 下記のリンクをはったエントリの中で、髭のジャックが診断を告げるシーンを読んで欲しい。

自閉症の人と「TEACCH」とか「PECS」とか「療育」とか


もずらいとさんからのコメント

>「こけつにいらずんば、こじをえず」

 は「不入虎穴,焉得虎子」かと思いますが。「焉」は「いずくんぞ〜ならん」「何を〜をか」と訓読される反語です。ですから本来は「どうして虎子を得ることができようか(いやない)」ですが,要は否定なので「不」と同義と読み替えることも多いのです。



もずらいとさん、どうもです。

>は「不入虎穴,焉得虎子」かと思いますが

ありゃま。
本には「争」の字が入ってました。

で「不入虎穴,焉得虎子」を検索してみたら、いろいろ出てきますね。
ところが「不入虎穴 争得虎子」で検索してみたら、トップが私のこのエントリ・・・
こりゃあ「不入虎穴 争得虎子」はあんまり無いという証拠ではあるまいか。
まあ、使われてないわけではなさそうですが。





石井ゆかり 文   井上博道 写真
posted by kingstone at 06:41| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月04日のつぶやき


















posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする