私の関わりのある法人
ksbutton.png omemebuttan.png sowerbuttan.png
※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年01月14日

1月14日(水曜日) 百敷や古き軒端のしのぶにも なほ余りある昔なりけり(順徳院)

 おはようございます。

 薄い雲が拡がってて「曇り」になるけど、お日さまが少し高くなったら「晴れ」になる空模様かな?

 年度代わりに、受給者証の更新が必要な人が多くて、もうえらいことです。
 しばらくは、完全に、そちらの仕事ばかりになるかな・・・


百敷や古き軒端のしのぶにも なほ余りある昔なりけり

 これが百首目です。

学研全訳古語辞典
もも−しき 【百敷・百石城】名詞
   皇居。宮中。内裏(だいり)。
   出典源氏物語 桐壺
   「ももしきに行き交(か)ひ侍(はべ)らむことは」
    [訳] 宮中にお出入りいたしますようなことは。
    ◆枕詞(まくらことば)「ももしきの」が「大宮」に
     かかることから、「大宮」そのものを表すように
     なった語。

しのぶ−ぐさ 【忍草】名詞
   @しだ類の一種。のきしのぶ。古い木の幹や岩石の
    表面、古い家の軒端などに生える。[季語] 秋。
   A「忘れ草」の別名。
   B思い出のよすが。
    ▽「偲(しの)ぶ種(ぐさ)」の意をかけていう。
   出典源氏物語 宿木
   「しのぶぐさ摘みおきたりけるなるべし」
    [訳] 思い出のよすがとして摘んでおいた
     (=産んでおいた)のであったのだろう。

校章の由来福島市立信夫中学校の生徒作製ホームページより)

 (なんか、なつかしい感じのホームページデザインだな・・・)

しのぶぐさ
スクリーンショット 2015-01-14 7.56.55.png

解釈
「宮中の軒端に生えているしのぶぐさ、しのんで(思い出して)みるといろいろなことが浮かんできて、(頭の容量だけでは足りずに)余ってしまうくらい思い出される昔であることよなあ」

 後ろの( )内、もっと適切な言葉、言い表し方があるだろうなあ・・・自分でも変だと思う・・・


もずらいとさんのコメント

百敷や古き軒端のしのぶにも なほ余りある昔なりけり

>解釈
>「宮中の軒端に生えているしのぶぐさ、しのんで(思い出して)みるといろいろなことが浮かんできて、(頭の容量だけでは足りずに)余ってしまうくらい思い出される昔であることよなあ」

 ついにおしまいですね。だいたいそのとおりですが,ちょっと足りないので補足を。

百敷や → ご解釈のとおりです。

古き軒端のしのぶにも → 宮中自体も古びているんです。当然「しのぶ」は「しのぶ草」と「忍ぶ」の掛詞ですが,「百敷や古き軒端の」はそれを導く序詞です。

なほ余りある → ご解釈でも良いのですが「忍んでも(あまりあふれ出て)忍びきれない」という意味です。

昔なりけり → 「昔」というのが大事で「帝が直接権勢を誇っていた時代」ということです。順徳院は後鳥羽院の子で天皇として即位した時代はもはや鎌倉幕府の時代で天皇は「お飾り」に過ぎませんでした。その辛さを反映した歌です。

 私は前任校でこれを知的代替の学級で授業しました。そのとき「ももしきというのは天皇の住まいということなんだけど今はなんていう?」と問いかけたら誰も答えられないので「皇居」と板書しました。「何て読みますか?」と問うたところ...全員が「のうい」。もう,一度入ってしまったため「『のうい』じゃないですよね」とかもうメチャクチャでした。なので私は笑いをこらえながら「君たち,卒業遠足のTDLはやめて『のうい前広場』に行きなさい」と言ったものです。



もずらいとさん、どうもです。

>忍んでも(あまりあふれ出て)忍びきれない

あっ、そうか・・・
頭の容量からあふれ出す、ってんじゃなくて、しのんでもあふれ出す、なんだ・・・
めっちゃようわかる。

>鎌倉幕府の時代で天皇は「お飾り」に過ぎませんでした。
>その辛さを反映した歌です。

その「辛さ」ってのは何にたいしてなんだろう・・・
下世話な私として考えるのは、「使えるお金のたか」が少ないとか?
やっぱり「権力」ってもんかな?
権力というのは端的に「多くの人を動かせる」とか「大きな公共工事ができる」ということになるのかな・・・

百首、おつきあい頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
posted by kingstone at 08:06| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月13日のつぶやき














posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする