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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2015年01月05日

1月5日(月曜日) きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む(後京極摂政前太政大臣)

 おはようございます。

 今日は天気予報では晴れが多いようですね。
 明日は雨か・・・ちょうど、ラグビーの試合も休み。
 あさってはまた晴れて欲しいな。
 今日は、ラグビー観戦→動画編集→アップ の後、出勤です。


きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む

 とにかく、寒い夜にひとりで寝てて、余計に寒さが身にしみる、みたいな歌だとはぱっと見てわかるけど・・・

 確か、この頃のきりぎりすって、私が小さい頃野原で取ったり、夜店で売ってたりしたキリギリスとは違うはず、と思ったら、こんなのありました。

いつから逆転?

 ふ〜〜ん、逆転は江戸時代の国学者の説で、確かかどうかはよくわかんない、みたいなことも書いてあるな。
 で、ここには漢字でこの歌を書いてくれてる。

きりぎりす鳴くや霜夜のさ筵(むしろ)に 衣(ころも)片敷きひとりかも寝む

 しかし・・・霜の降りる冬にコオロギもキリギリスも鳴かんやろ、と思うが・・・

学研全訳古語辞典
しも−よ 【霜夜】名詞
   霜の降りる寒い夜。

Wikipedia

   0℃以下に冷えた物体の表面に、空気中の水蒸気が昇華
   (固体化)し、氷の結晶として堆積したものである。
   冬を含む寒い時期に、風も弱く穏やかに晴れて放射冷却が
   発生し、気温がおよそ5℃以下まで下がった朝、地面付近
   の温度は気温よりも数℃低い0℃以下となり、霜が降りる
   ことがある。
   「霜」という言葉は冬の季語である。

さ(狭?)
   ネットで調べると、「さ」は接頭語で意味は無い、とか
   書いてありますが、「狭」という字をあてているところ
   を見ても「小さい」「狭い」というような意味をもたせ
   ているような気がしますが・・・
  
かた−し・く 【片敷く】自動詞カ行四段活用{か/き/く/く/け/け}
   自分の衣の袖(そで)(の片方)を敷いて、一人で寝る。
   独り寝をする。
   ▽古く、男女が共寝をするときは、互いの衣の袖を敷き
   交わして寝たところから。

か−も[係助詞]《接続》体言や活用語の連体形などに付く。
   〔疑問〕…か(なあ)。…なのか。

解釈
「きりぎりす(コオロギ)の鳴いている霜の降りる寒い夜に、狭いむしろの上に衣を(自分の服)1つだけ敷いてひとりで寝るのかなあ(寂しいよ)」


九条 良経(くじょう よしつね、1169年 - 1206年)
   平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての公卿。
   後京極 良経(ごきょうごく よしつね)とも。
   従一位、摂政、太政大臣。後京極殿と号す。
   摂政関白・九条兼実の次男。
   小倉百人一首では後京極摂政前太政大臣。
   叔父慈円を後援・協力者として1189年頃から
   歌壇活動が顕著に。


もずらいとさんのコメント

きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに 衣かたしきひとりかも寝む

 「きりぎりす」が昔は「こおろぎ」のことだったというのは,古今集の歌で「つづりさせ」と鳴く表現があるのですが,これは江戸時代には「こおろぎ」の鳴き声だったことによるとされています。あと「きりぎりす」は「きりきり」とは鳴かないということにもよります。「こおろぎ」は古くは「秋の鳴く虫の総称」だったようで,特定の虫を「こおろぎ」と呼ぶようになったのは江戸時代に入ってからのようです。では昔「きりぎりす」は?というと「はたおり」と呼んでいたようです。
 なお「鈴虫」「松虫」は実は逆転なんかしていないのではという説も有力になっています。

>しかし・・・霜の降りる冬にコオロギもキリギリスも鳴かんやろ、と思うが・・・

 そのとおりで,この歌も本歌取りによる「創作」です。

>解釈
>「きりぎりす(コオロギ)の鳴いている霜の降りる寒い夜に、狭いむしろの上に衣を(自分の服)1つだけ敷いてひとりで寝るのかなあ(寂しいよ)」

ほぼそのとおりです。訂正のみ示します。

さむしろ → この「さ」はただの接頭語で「せまい」の意味はありません。

 この歌は「さむしろに衣片敷き今宵もや我を待つらむ宇治の橋姫(詠み人知らず)」「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)」の二首を本歌として本歌取りです。



もずらいとさん、どうもです。

後、この歌を含めて十首ですね(^^)

>古今集の歌で「つづりさせ」と鳴く表現があるのですが,
>これは江戸時代には「こおろぎ」の鳴き声だったことに
>よるとされています。

子どもの頃、鳴き声を聞いていたはずなのに(で、今は
虫の音は聞こえないのですが、子どもの頃は聞こえていた
はず)キリギリスの鳴き声と言われても思い出せない・・・

コオロギは「リー、リー」じゃなかったかな・・・

鈴虫は小さな声(声と言っていいのか??)でやっぱり
リー、リーかな?

いざ表現しようと思うと難しいですね。

>この「さ」はただの接頭語で「せまい」の意味はありません。

いつもの持論を言うと、後代にわからなくなっただけで、当時
は何か意味があったのではないかなあ・・・後ろの意味を強調
する、とか。
「どあほう」とかみたいに・・・

しかし、床の上にむしろを敷いて、その上に着物を広げて寝るのですね。
床に直接着物を広げるわけじゃないんだ。

>あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)

へえ。
二首の本歌のうちのひとつは、この有名な歌だったのか。

posted by kingstone at 06:31| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月04日のつぶやき












































































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