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 あくまでも、私個人の意見です。

2014年12月20日

12月20日(土曜日) 契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり(藤原基俊)

 おはようございます。

 7時半だと外は明るいな。
 曇りです。


契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり

「契りおきし」は、まあ一夜を一緒に過ごしだろうな。

次の「させもが」ってのは、昔からわからなかった。
ああ、解釈してるページを見てしまったけど、「させも草」で「さしも草」と同じと。
かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを
で、「よもぎ」のことだって。

一応、解釈を読んでしまったのだけど、この「させも」の意味がわかった時点の解釈を書いてみると

「一夜を一緒に過ごしたけれど、よもぎの朝露のようなはかない恋(命)で、すぐ消えてしまうので、今年の秋も去ってしまい、厳しい冬がやってきたよ。(恋は終わったよ)」

かな?と。でも解釈のページを読むと、全然違う・・・しかも「恋歌」では無い・・・
そこらへん、もずらいとさんの解釈を待とう。


もずらいとさんのコメント

契りおきしさせもが露を命にて あはれ今年の秋もいぬめり

 この歌はできたいきさつを知らないとまずまともに解釈ができません。ですので

>「一夜を一緒に過ごしたけれど、よもぎの朝露のようなはかない恋(命)で、すぐ消えてしまうので、今年の秋も去ってしまい、厳しい冬がやってきたよ。(恋は終わったよ)」

となっても仕方ありません。

契りおきし → 「契り」「契る」は確かに「男女の営み」と解釈するのが一般的ですが,ここは「契りおき」です。「契り」を「置き」「し」ていたのです。「置く」というのは言葉であれものであれ一定以上の時間それが持続している(経過している)状態を指します。ですので「男女の営み」だとすると放置プレイか何かになってしまいますが,そんな無理な解釈する必要はなく,素直に「(以前)約束をしましたよね(あれからだいぶ経ちましたよね)」という意味です。

させも → これは「なほ頼めしめぢが原のさせも草我が世の中にあらむ限りは」という歌のことを言っているのです。この歌自体の意味は「どんなことがあっても生きてる限りはひたすら信じなさい」といったものです。

が露を命にて → 「させも」の歌を「恵みの露(一縷の望み)」として「頼り」にしてとなります。

あはれ今年の秋もいぬめり → 「あはれ」はこの場合は悲しい方の感慨に決まってますので「あぁ〜っ」みたいな感じです。「今年の秋も」+「往ぬ」+推量の助動詞「めり」なので「ああ,なのに今年の秋も行ってしまおうとしているよ」てなところです。

 ですので,「あんなに約束しましたよね,そうしたらあなたは「させも」の歌にたとえてくれたのでその言葉にすがってひたすら信じてきましたのに,あぁ,今年の秋も去ろうとしていますよ」となりますが,これだと恋歌のようででもちょっとおかしいなと思いますよね。

 藤原基俊の息子はお坊さんで,維摩会(ゆいまえ)という法会の講師をしたかった(講師をつとめると出世できる)ので,実力者の藤原忠通に頼んだところ「させも」の歌を頼みに待ちなさいと言われました。で,それを信じて待っていたのですが,結局選に漏れてしまいました。
 その恨み言として詠んだ歌です。ただ,藤原基俊は学識を鼻にかけ人を見下すことがある人物だったようで名門の出の割にはたいして出世しなかったのもそのような性格が嫌われたからではとされています。なので,藤原忠通は元々基俊の息子のために骨折りする気はなかったともされています。



もずらいとさん、どうもです。

>させも → これは
>「なほ頼めしめぢが原のさせも草我が世の中にあらむ限りは」
>という歌のことを言っているのです

ここらへんのいきさつがわからないとですね

>ただ,藤原基俊は学識を鼻にかけ人を見下すことがある人物
>だったようで名門の出の割にはたいして出世しなかったのも
>そのような性格が嫌われたからではとされています。
>なので,藤原忠通は元々基俊の息子のために骨折り
>する気はなかったともされています。

そうかあ。
まあこんな「恨みの歌」を歌うくらいだからなあ・・・
でも、百人一首に選ばれるんだ。
posted by kingstone at 07:33| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月19日のつぶやき






























posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする