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2014年12月19日

12月19日(金曜日) 憂かりける人を初瀬の山おろしよ 激しかれとは祈らぬものを(源俊頼朝臣)

 おはようございます。

 神戸とか播磨町は兵庫県の南のほうなので、寒いだけでどうってことはないのですが、真ん中以北はなんか道がツルッツルになってるらしいです。えらいこっちゃなあ・・・


憂かりける人を初瀬の山おろしよ 激しかれとは祈らぬものを

 これ、上の句を読み上げ下の句を取るかるた遊びの時の覚え方が
「うっかりはげ」だということは、妻や子が言ってたので、覚えてました。さすがに物覚えの悪い私でも、頭に残った・・・

学研全訳古語辞典
初瀬(地名)
   「はつせ」に同じ。「長谷」とも書く。
初瀬(地名)
   歌枕(うたまくら)。今の奈良県桜井市初瀬(はせ)町。
   三輪(みわ)山東方の初瀬川の谷沿いの地。武烈天皇の
   泊瀬列城(はつせのなみき)の宮、雄略天皇の泊瀬朝倉
   (はつせのあさくら)の宮と、古く都が設けられた。
   「長谷寺(はせでら)」でも有名であり、その門前町として、
   また、伊勢(いせ)へ向かう街道の宿場町としてもにぎわった。
   「はせ(初瀬)」とも。「泊瀬」とも書く。

 ははあ。「長谷寺」のところか。
 昨日の「高砂」と違って「初瀬」は地名なんだ。
 私は、最初、「初瀬」を見た時は「木枯らし1号」のことかと思ってた。

解釈
「鬱々としていると、初瀬の山から強い風が吹いて来た。強く吹けとは祈らないよ。(葉が落ちてしまうから)」

みたいなとこかなあ・・・で、何か別の意味があるんだろうな・・・


源 俊頼(みなもと の としより、1055年 - 1129年)
   平安時代後期の官人・歌人。
   宇多源氏。大納言・源経信の三男。
   官位は従四位上・木工頭。

   (木工頭というのがあるんや)


もずらいとさんのコメント

憂かりける人を初瀬の山おろしよ 激しかれとは祈らぬものを

>解釈
>「鬱々としていると、初瀬の山から強い風が吹いて来た。強く吹けとは祈らないよ。(葉が落ちてしまうから)」
>
>みたいなとこかなあ・・・で、何か別の意味があるんだろうな・・・

 もう最初から疑心暗鬼状態ですね(^^)。で,そのとおりなんです。

憂かりける人を → 自分なら「人」は使いません。「憂かりける人」は少なくとも他人です。どういう人か?「憂し」は「憂鬱」のように「自分の心が晴れない状態」全般を指す言葉で,この場合は「つれないあの人」です。

初瀬の山おろしよ → 「初瀬の激しい山風よ」ですね。「よ」がキモです。呼びかけているんですね。擬人法です。

激しかれとは祈らぬものを → 「はげし」はもっとすごい状態になることを指す言葉で,何かというと「もっと,つれなく or 冷たく」です。「かれ」は命令形です。「はげしかれ」は「憂かりける」と「初瀬の山おろし」のいずれにもかかっています。

ということで「私はあのつれない人が振り向いてくれるように(長谷寺の観音様に)お祈りしたのだよ。なぁ,初瀬の山颪よ,お前みたいに『ますます激しく冷たくなってくれ』なんて祈っちゃいないんだよ〜!」となります。

 この歌は「祈れども逢はざる恋」というお題を出されて作った歌とのことです。



もずらいとさん、どうもです。

>自分なら「人」は使いません。
>「憂かりける人」は少なくとも他人です。

ははあ。
そう読み解いて行くのか・・・
で、

>この場合は「つれないあの人」

で、この時点で私の解釈とは180度方向が違ってくるわけだ。

>「祈れども逢はざる恋」

すごいお題やなあ・・・


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2014年12月18日のつぶやき






















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