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 あくまでも、私個人の意見です。

2014年12月04日

「悩む母はロープを息子の首に」という記事

 Togetterで

「悩む母はロープを息子の首に」という記事

をまとめました。

12月4日(木曜日) やすらはで寝なましものをさ夜更けて かたぶくまでの月を見しかな(赤染衛門)

 おはようございます。

 真っ暗です。
 ちょっと外に出ましたが、雨が降ってます。


やすらはで寝なましものをさ夜更けて かたぶくまでの月を見しかな

「やすらはで」はきっと、「心やすらかにではなく」だと思うのだけど、私に文法でわかるかな?
ありゃま、「はで」では解説は無く、「やすらはで」だと出てきて、しかもこの歌の解釈になってしまう・・・

 まあ、「ためらわず」という意味であるらしい。なら

解釈
「(あなたが来ないとわかったので)ためらわず寝てしまいました。夜が更けて、西の空に傾いている月を見ました。(早く目があき、目がさえちゃって眠れないわよ)」

かな。


赤染衛門(あかぞめえもん、956年頃? - 1041年以後)
   平安時代中期の女流歌人。大隅守・赤染時用の娘。
   中古三十六歌仙・女房三十六歌仙の一人。

   (この方、不思議な名前だよね。名前だけだと男だと思ってしまう)

   平兼盛は娘の親権を巡り、前夫の赤染時用との間で裁判を起こすが敗訴している。
   (以前、誰かも親権争いをしていたなあ・・・当時もその手の裁判があったんや)


もずらいとさんのコメント

>「やすらはで」はきっと、「心やすらかにではなく」だと思うのだけど、私に文法でわかるかな?
ありゃま、「はで」では解説は無く、「やすらはで」だと出てきて、しかもこの歌の解釈になってしまう・・・

 「はで」だとその直前の「やすら」は「やする」という語になりますが、そのような語はなく,これは「やすらふ」の未然形です。で漢字を当てると「休らふ」で「立ち止まる,休む,躊躇する」になります。それに打ち消しの接続助詞「で」が続くので,「躊躇しないで,休まないで」となります。

やすらはで → 上に解説したとおりです。
寝なましものを → 名詞「寝」+完了の助動詞「ぬ」の未然形の「な」+反実仮想「まし」の連体形+今でも「待ってればいいものを」と使うように逆接の接続助詞「ものを」で全てをつなぎ合わせると「寝てしまったのに」
さ夜更けて →「小夜更けて」ですので「夜が更けて」ですね。
かたぶくまでの月を → (西にある山の向こうに)沈んでいく月を」
見しかな → 「見ゆ」の語幹「見」+過去の助動詞「き」の連体形「し」+詠嘆の終助詞「かな」

 だからkingstoneさんの解釈と上の句は逆になります。

「(あなたが来ないとわかっていたら)躊躇せず寝てしまったのに,(あなたが来ると思って起きていたので)西の山に沈む月を眺めてしまいましたよ」という怒りと皮肉の歌です。

 赤染衛門の姉妹のところに通ってきていた藤原道隆が,約束をバックれて来なかったので,代作をして送った歌という話です。



 もずらいとさん、どうもです。

>kingstoneさんの解釈と上の句は逆になります

あああ・・・私は「逆接」に弱いのかな?
つまり「字義どおり」とってしまうから、裏にある意味をとり損ねる・・・
だから「皮肉」がわからない・・・・






posted by kingstone at 05:37| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月03日のつぶやき






















posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする