私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年12月31日

12月31日(大晦日) 嘆けとて月やはものを思はする かこちがほなるわが涙かな(西行法師)

 おはようございます。

 大晦日。
 天気予報では雨だったのですが、
 今の空は、なんかおだやかないい天気そうに見える。


嘆けとて月やはものを思はする かこちがほなるわが涙かな

 これ、西行法師なのか・・・
 昔から「かこちがほなる」というのが耳に残るというか、印象的でした。意味はわからなかったけど・・・

学研全訳古語辞典
かこち−がほ 【託ち顔】名詞
   うらめしそうな顔。不満そうな顔。

 ありゃ。そういう意味なのか・・・
 確かに「暇をかこつ」って「暇なのを、何かマイナスの意味にとる」だと思ってたけど「暇を恨む」とかなるわけか。

かこ・つ 【託つ】他動詞タ行四段活用活用{た/ち/つ/つ/て/て}
   @かこつける。
   A恨みごとを言う。嘆く。
   B頼る。

解釈
「『嘆きなさい』と月が私にいろいろな思いを起こさせる。(あなたへの)恨み顔で涙が出ることだよ」

西行(さいぎょう、1118年 - 1190年)
   平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武士・僧侶・歌人。
    父は左衛門尉・佐藤康清、母は監物・源清経女。
   同母兄弟に仲清があり、子に隆聖、女子(単に西行の娘と呼ばれる)
   がある。俗名は佐藤 義清(さとう のりきよ)。
   1137年に鳥羽院の北面武士としても奉仕していたことが記録に残る。
   1140年23歳で出家して円位を名のり、後に西行とも称した。

西行と清盛  五味文彦著


もずらいとさんのコメント

嘆けとて月やはものを思はする かこちがほなるわが涙かな

>解釈
>「『嘆きなさい』と月が私にいろいろな思いを起こさせる。(あなたへの)恨み顔で涙が出ることだよ」

 これは途中がkingstone説とその他の説と両方が掛けてあるという説のある部分があります。

嘆けとて月やはものを思はする → ほぼ解釈どおりですが係助詞「やは」は「や」+「は」の組み合わせ語で反語となります。なので「『嘆きなさい』と月が私にいろいろな思いを起こさせるのだろうか,いやそうではない」となります。

かこちがほなる → ここが3説あります。kingstoneさんのように「嘆く・恨めしい」系と「かこつ」で調べたように「かこつける = 月のせいにする」説と,どちらも掛けているんだという説です。

わが涙かな → 解釈のとおりです。

ですので,両方掛けている説だと「『嘆きなさい』と月が私にいろいろな思いを起こさせるのだろうか,いやそうではない。(本当は恋への嘆きのためなのに)月が物思いをさせるかのように私に涙をながさせるのだよ」という意味になります。

 本当の意味がどれかはわかりませんが,自分の好きな解釈をすれば良いのだと思います。



もずらいとさん、どうもです。

>係助詞「やは」は「や」+「は」の組み合わせ語で反語
>となります。なので「『嘆きなさい』と月が私にいろいろな
>思いを起こさせるのだろうか,いやそうではない」となります。

う〜〜ん、これも何度も教えて頂いてると思うけど、未だにちゃんと使えていないというか解釈できていないなあ・・・

>月のせいにする

こっちのほうがリアルな感じがしますね。

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2014年12月30日のつぶやき






































































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2014年12月30日

12月30日(火曜日) 夜もすがらもの思ふころは明けやらぬ ねやのひまさへつれなかりけり(俊恵法師)

 おはようございます。

 曇りです。

 今日も掃除しなくちゃいけない。
 注連縄も・・・注連縄って29日以降に飾っちゃいけない(そんな急にバタバタと飾っちゃ神様に失礼)とかなかったかな、と思って検索すると

注連縄の飾る日といつまで飾るのか

を見ると、ほう、29日と31日がダメなのか。ってことは30日(今日)はいいんだ。ラッキー。


夜もすがらもの思ふころは明けやらぬ ねやのひまさへつれなかりけり

学研全訳古語辞典
よ−も−すがら 【夜もすがら】副詞
   夜通し。一晩じゅう。

ひま 【隙・暇】名詞
   @すきま。物と物との間。
   A絶え間。
   B心の隔たり。不仲。不和。
   Cよい機会。
   D時間のゆとり。
   E休暇。いとま。▽多くは「ひまをもらふ」「ひまをやる」などの形で用いる。

つれ−な・し[形容詞ク活用]活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
   @素知らぬふうだ。平然としている。さりげない。
   A冷淡だ。薄情だ。
   Bままならない。思うにまかせない。
   C何事もない。変わらない。

解釈
「一晩中、あなたのことを思って起きていたら夜が明けてしまいました。寝室の(あなたと私の)隙間も思うにまかせません」

 並んで寝ているのに触らせてももらえない情景?

 当時は布団ってものは無く、服を広げて寝てた、という話も聞くけど、「えらい人」は布団を使ってたのかな?平清盛なんかは死ぬ時、布団の中で高熱を出してたようなイメージがあるけど。


俊恵(しゅんえ、1113年- 1191年頃)
   平安時代末期の僧・歌人。
   父は源俊頼。母は橘敦隆の娘。
   早くに東大寺の僧となり、俊恵法師とも呼ばれる。
   鴨長明の師で、その歌論は『無名抄』などにもみえる。
    風景と心情が重なり合った象徴的な美の世界や、
   余情を重んじて、多くを語らない中世的なもの静かさ
   が漂う世界を、和歌のうえで表現しようとした。


もずらいとさんのコメント

夜もすがらもの思ふころは明けやらぬ ねやのひまさへつれなかりけり

>解釈
>「一晩中、あなたのことを思って起きていたら夜が明けてしまいました。寝室の(あなたと私の)隙間も思うにまかせません」

 これは二句目で意味が切れている歌です。

夜もすがら → ご解釈のとおり「一晩中」です。

もの思ふころは → ここが違います。「もの思ふ」は「物思いにふける」ですが,どんな物思いかというと「冷たい恋人を嘆く・恨む」です。「ころは」は「今日この頃は」の略です。 

明けやらぬねやのひまさへ → 「明けやら」に打ち消しの「ぬ」ですから「夜が明けない」です。「ねやのひま」はご解釈どおり「寝室の隙間」です。「さへ」ですので,「恋人だけでなく寝室の隙間まで」という意味になります。

つれなかりけり → 今の「つれない」とほぼ同じ「無情」ということです。

ですので,「一晩中,つれないあなたを恨み悲しみ物思いにふけっているので,最近はなかなか夜が明けるそぶりを見せようとしない寝室の隙間まで,あなたのような無情さを感じてしまうのですよ」

 夜明けになれば,家事や仕事もあり気が紛れるのに,夜だと物思う一方でなかなか明けない夜にも無情を感じるという内容です。

 この歌は女性の気持ちに見立てた歌で,俊恵法師の実体験ではありません。こういう技法は当時流行ったようです。



もずらいとさん、どうもです。

>「ころは」は「今日この頃は」の略です

こういうあたりが全然わかりませんね。

>「ねやのひま」はご解釈どおり「寝室の隙間」です

いやあ、私は、恋人がその時点で横に寝てて、その二人の隙間だと思ってました。
なんか、壁の隙間とかそういう感じなんですね。

しかし、私の解釈があってる時より、間違ってる時のほうが、
後のやりとりが面白いような気がする・・・
posted by kingstone at 07:57| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日のつぶやき


























































































































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2014年12月29日

外付けキーボードでiPhone/iPadを操作する

 Togetterで

外付けキーボードでiPhone/iPadを操作する

をまとめました。

 「全て操作する」なので、VoiceOverを使うんだけど、それが結構ややっこしい。


posted by kingstone at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット・パソコン・携帯など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする