私の関わりのある法人
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 あくまでも、私個人の意見です。

2014年11月13日

11月13日(木曜日) 忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな(右近)

 おはようございます。

 外は真っ暗です。
 昨夜は短時間猛烈に降ったりしてました。
 やっぱり寒気の南下に伴うものなのかな?


忘らるる身をば思はず誓ひてし 人の命の惜しくもあるかな

 ぱっと読むと前半は

「あなたに忘れられるなんてことはわかっているのに、私は『あなた一途』と誓ってしまいました」
となるように思える。

 だから後ろには「なのに、あなたは別の女のところに行ってしまったのね」みたいなのが続きそう。

 しかし、同じように後半をぱっと読むと
「人の命は惜しい。私は(あなたは?)もう死んでしまう。私は忘れられてしまうのでしょう」
というような意味かな、とも思える。でも「自分が死んで忘れられる」なら、なんとなく前半と合わないような気がしてしまうのだけど・・・

 う〜〜ん、どうなんだろう。

Wikipediaより
右近(うこん、生没年不詳)
   平安時代中期の女流歌人。父は右近衛少将藤原季縄。
   醍醐天皇の中宮穏子に仕えた女房で、元良親王・藤原敦忠・
   藤原師輔・藤原朝忠・源順(みなもとのしたごう)などと
   恋愛関係があった。960年(天徳4年)と962年(応和2年)の
   内裏歌合・966年(康保3年)の内裏前栽合(だいりぜんざいあわせ)
   などの歌合に出詠、村上天皇期の歌壇で活躍した。

   生没年不祥だけど、960年頃、活躍してたわけだ。
   で、たくさんの人と浮き名を流していると。


もずらいとさんからのコメント

忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな

 これはかなり怖い歌です。

忘らるる身をば思はず → (あなたに)忘れられた(我が)身はどうとも思いません(悲しくなんかないよーっ)

誓ひてし人の命の → (神の前で永久の愛を)誓った(のにそれを破ったため必ずや神罰のあたるであろう)あなたの命を

惜しくもあるかな → 惜しい人をと思うことですよ。最後が詠嘆の終助詞「かな」で「あ〜あ,お気の毒様」的な,悲しみより一歩引いた蔑み感の強い表現になっています。


 前任校の百人一首の授業では,パワポで解説をしたのですが,この歌では男が神罰を受けるイメージとしてわら人形のイラストを使ったら,女生徒が「女子怖えーっ」と言ってました。



もずらいとさん、どうもです。

>これはかなり怖い歌です

うわっ。
私が、あれれ、変?と思っていたのは、「自分の嘆き」と思っていたからで、「へへ〜〜ん、お前なんか神罰があたって、死んでしまうのじゃ」という歌で、全然、嘆いてなどいないのですね。

しかし、つい「五・七・五」の塊と「七・七」の塊に分けて考えてしまうのですが、
「五・七」「五・七」「七」みたいな塊で意味がある場合とかあるのですね。
posted by kingstone at 05:02| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月12日のつぶやき
























































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする