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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年11月03日

「いちから聞きたい放射線のほんとう」菊池誠×小峰公子



いちから聞きたい放射線のほんとう
菊池誠×小峰公子

 なんとなく新聞記事など読んでても、はっきりわかっていなかったことがたくさんあるので、読書メモでまとめてみました。間違ってるかもしれないから、興味のある人は本を買って下さいね。


周期表の見方

   137…中性子+陽子の数(この場合、陽子は55個だから中性子は82個)
     Cs…元素名
   55……陽子の数(略すこともあり)

   陽子の数が同じで中性子の数の違う物を同位体と呼ぶ
   安定か不安定かは陽子の数と中性子の数のバランスで決まる

   セシウムにはセシウム133・セシウム134・セシウム137の3種類
     セシウム133が安定(放射線は出さない)

   カリウムはカリウム39・カリウム40・カリウム41の3種類ある。
     ほとんどはカリウム39(安定)
     カリウム41(安定)
     カリウム40(不安定。放射線を出す。全体の1/10000。つまり0.01%)
       自然界のカリウムには必ずカリウム40が含まれていて、
       分けることは不可能。
       だから我々の身体の中にも必ず存在する。


原子核が壊れて出てくる放射線の種類

   α線…陽子2個と中性子2個がくっついた物(ヘリウムの原子核と同じ)
      がビューンと飛んでくる。
      紙1枚とか服1枚とか、さらに皮膚(死んだ細胞の集まり)
      の表面とかでも止まる。
      だから外部被ばくとしては心配ない(?)
      しかし、内部被ばくの場合は問題。
   
      ラジウムはα線を出してラドンに変わる(陽子と中性子を出して
      原子番号が変わるから)。
      そのα線が電子をつかまえてヘリウムとなる。
      それを取り出してヘリウムガスとして利用する(鉱物資源)。

   β線…放射性セシウムや放射性カリウムは中性子が多くて不安定。
      で、中性子が壊れ、陽子と電子に変化。その時の電子が
      ビューンと飛んでくる。(実はこの時、ニュートリノも出てくる)

      セシウム137はβ線を出すとバリウム137に変化する。
      (陽子+中性子の数は変わらず、陽子の数は増える。
       中性子が陽子に変化したのだから)

      5mm厚のアルミニウム板で止まる。
      身体にあたっても皮膚で止まる。(って、皮膚ってどれだけ強いんや・・・)
      なので、外部被ばくとしてはあまり心配ない。
      しかし、内部被ばくだと問題。

   γ線…光子がビューンと飛んで来る。セシウム137の原子核は
      β線を出してバリウム137に変化しても不安定で、
      さらにγ線を出して安定する。

      γ線を止めるにはぶ厚い鉛とかコンクリート壁とかが必要。
      (で、実は止まらず通り抜けるだけなら実害は無い。
       通り抜ける途中でたまたま電子に当たるとその電子を
       弾き飛ばす。するとその電子がビューンと飛んでいくが、
       これはβ線と一緒。で、これが悪さをする)

      (しかし・・・光子って粒でもあり、波でもある、という
       ことだけど、わからないのが別の所で読んだ、
       「光子に質量は無い」という話。質量が無ければビューン
       と飛んできても、相手を傷つけることはできないような気
       がするんだけど・・・「知ろうとすること」でも膨張しようと
       する恒星が、光子を表面から外に出す圧力で縮もうとする力が
       はたらき、バランスをとっている、という話があったけど・・・)


半減期

   物理的半減期(放射性物質の数(原子の数)が半分になる期間)

     ひとつの原子核がいつ壊れるかは誰にも予測できない。
     しかしたくさんあれば、どれだけの放射線が出るかは予測できる。

     例「減塩用食塩」塩化ナトリウムの代わりに半分くらい
       塩化カリウムを入れている。
       100g中カリウムが30gほど含まれていて、
       その0.01%が放射線を出すカリウム40
       重さでは30gの0.01%(1/10000)だから0.003g
       これが原子の数で言うと5000京個。(京は1兆の1万倍)
       5000京個のカリウム40があれば、毎秒900個くらいが
       壊れてベータ線を出す。(カリウム40の半減期は13億年)
       つまり900Bq(ベクレル)

生物学的半減期

   おしっこやうんちやその他(汗もだろうな)なんかで体の中から
   半分になる時間。


単位

   Bq(ベクレル)
     そこにある放射性物質の原子が1秒間に何個壊れるかを表す単位。
     1個なら1ベクレル。(でも、原子の数はわかるのかな?出てくる
     放射線の数は計測しやすいだろうけど・・・(ただし、どの原子
     だと、壊れる時に何個の放射線が出てくるかはわかっている)

     なお、人は誰でも、毎日カリウムは3gくらい食べているから、
     毎日100Bq弱は誰でも食べてる。
     大人の身体(体重60kg想定だと思う)には4000Bqくらいの
     カリウム40がいつでもある。
     また炭素14とか他の放射性物質を合わせると6500Bqくらいの
     放射性物質がからだの中にある。(ってことは1kgあたり
     100Bq強くらいね)

   Sv(シーベルト)(同じ単位を使ってて意味が違うことがあるので注意)

     実効線量
       身体全体への放射線の影響の大きさ
       100mSv被ばくすると、がんによる死亡率が0.5%増える。
       (1000人の人がいてガンで死ぬ人が1/3とすると333人が
        何もしないでもガンで死ぬ。その上にさらに5人増える、
        ってことだな。あと問題は死期がどれだけ早まるか、ってことか)

     等価線量
       内部被ばくに関するもの
       α線は「同じエネルギーでもβ線やγ線よりも20倍ダメージが大きい」
       ということにした。
       こうして、身体の吸収したエネルギーのうちα線を20倍し、
       他の放射線のエネルギーと合計したものを「等価線量」と呼ぶ。
       必ず1kg当たりで考える。
       (なお、甲状腺の大きさは20gくらい。だから、実際に出た
        エネルギーより記述されるエネルギーは50倍くらい大きい。)

     なお、臓器によって放射線を受けた時の影響に違いがあるので、
     その影響を考え(組織荷重係数)た上で、身体全体への大きさを
     見積もったものが「実効線量」

     空間線量率 Sv/h(シーベルト毎時)で表す
       そこに1時間いたら、それだけ被ばくしそうです、という意味。
      「シーベルト」と「シーベルト毎時」をごっちゃにしない。
       0.1マイクロシーベルト(μマイクロはmの1/1000)のところに
       1年間いたら、1年は約9000時間だから、被ばく量はだいたい
       0.9ミリシーベルト。

     預託実効線量
       食べた物からどれだけ被ばくするかを、(放射線は徐々に出て
       くるわけだけど)食べた時点であらかじめ実効線量を計上して
       おく。食品の基準はこれになる。現在は、年間の預託実効線量が
       1mシーベルトにならないように決められている。

       なお、預託実効線量の計算には、大人は50年分、子どもは70歳
       になるまでの実効線量。

       カリウム40の場合、1年間に3万5000Bqくらい食べ、それによる
       内部被ばくは預託実効線量が1年間で0.2mシーベルトくらい。

   日本人は自然放射能による外部被ばくと内部被ばくで年間1.5mシーベルト
   と言われていたのが、最近、ポロニウム210(魚に比較的多く含まれてる
   らしい)による内部被ばくが思っていたより多く、2.1mシーベルトという
   ことになった。しかし、これでも世界平均より少し少ないくらい。
   (魚を食べるといいこともあるし、結局、いろいろなものを満遍なく
    食べるのがいいのだろうとのこと)

○化学反応は原子核の中には影響しない
○生き物のからだの中では原子核は変えられない
(こんなの当たり前だと思ってたが、そう思ってない人も結構いるみたい)



 エステーのエアカウンターがアマゾンで新品が4000円台で売ってる。

 神戸には有馬温泉もあるし、先日、神戸新聞にラドン温泉のでっかい広告が載ってたし、一度測りに行ってみたい。

「知ろうとすること。」を読む


posted by kingstone at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月3日(月曜日) 山里は冬ぞ寂しさまさりける 人目も草もかれぬと思へば(源宗于朝臣)

 おはようございます。
 文化の日ですね。

 晴れ。(空の半分には雲、でも半分は青空)
 天気予報では「寒くなる」とのことですが、まだそれほどでもないかな。


山里は冬ぞ寂しさまさりける 人目も草もかれぬと思へば

 これは

「冬になり、山里の木の枝から葉は落ち、草は枯れ、冷たい風が吹き、寂しい感じが強い。寒くて人も外に出て来ず、より寂しさは増す(ひょっとしたら、「私も歳をとってしまった」も入るかな?)」

みたいな、詠嘆の歌だろうな。

Wikipediaより
源宗于(みなもとのむねゆき。生年不詳 - 940年)
   平安時代前期から中期にかけての官人・歌人。
   光孝天皇の皇子是忠親王の子。
   官位は正四位下・右京大夫。三十六歌仙の一人。

 逸話が面白い。官位が上がらないことを天皇に愚痴るために
「沖つ風ふけゐの浦に立つ浪のなごりにさへやわれはしづまぬ」
という歌を詠んだけど、宇多天皇は「なんのことだろうか。この歌の意味が分からない」と側近の者にお話になっただけで効果はなかった。

 衒学的(ペダンティック)すぎて、相手に伝わらなかったと・・・こういう人、いそう。


もずらいとさんからのコメント

 kingstoneさんの解釈はおおむね正しいです。

「人目も草もかれぬ」がちょっと凝った技巧で「人目が離れる(かれる)」と「草が枯れる」という掛詞になっています。つまり,

「草が枯れるように,私を訪れる人もいない」と自分不遇を歌にしたわけです。



もずらいとさん、どうもです。

>「草が枯れるように,私を訪れる人もいない」
>と自分不遇を歌にしたわけです。

「逸話」のところにあるように、この方って
徹底的に愚痴の多い人だったんですね・・・
(詠嘆とはまた違うよなあ・・・)
posted by kingstone at 07:44| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月02日のつぶやき






















































































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする