これは昨日の「中国語」のもの。

実は昨年末までこんなのは有りませんでした。私は基本的に「土曜デイ活動」に出ていなかったし。でもあるお子さんの参加をきっかけに、私が出るようになり作り始めました。
恥ずかしい話ながら、それまでスケジュールでの視覚支援とかあまり無かったと思います。
しかし、参加しづらい子がいたり、ちょっと私が「怒り」を覚えることなども続き、イベント部分はそれぞれの講師役の方に頼むとしても、「全体の指揮は私がとる」と宣言して関わりだしました。
しかし、「指揮をとる」と言っても、「指揮」だけですむ話ではなく、最初は部屋の準備ひとつをとっても、私が一人で準備してました。みなさん、いったい何をどうやったらいいか、わからないし。
新任研修でだいたいのことは伝えてると言っても、それは日々の実践の中で「わかっていく」「身につけていく」しかないしね。また私が指示してスタッフさんにしてもらうより、自分でやったほうがよっぽど速かったしね。やってもらおうと思ったら、理由も説明し、また視覚支援物の作り方も一からお教えしないといけないし・・・
でも、「たいへんそうだからスタッフがみんな手伝います」という話になったのだけど、私が自分の仕事が終わってから、夜一人でやっていると、翌日「そんなことをされたら困ります。スタッフの勤務時間内にやってもらわなければ」と言われて、私がキレることも。(でも、「怒り」はスタッフさんには向けなかったと思うのだけど・・・たぶん社長にだけ向けたと思う。他のスタッフには私が何を怒ってるかわからないだろうからね)
実のところ、自分の仕事ですごく疲れていても、「でもやんなきゃ」と夜遅くに文句も言わずに一人でやっていたのだから。
でも、それからあれこれあって、「土曜デイ活動」に(当時新人の)スタッフをつけてくれ、そのスタッフは準備もだし、土曜デイ活動そのものにも出てくれるし、すると「なぜそうするのか」もわかり、こちらも仕事を整理して、きっちりそのスタッフの勤務時間内にしてもらえるようになりました。
今では、そのスタッフさんが、スケジュールも、全体がどう動くかのプリント(指示書。あるいは指導略案と言ってもいいかもしれない。イベント部分はまた別だけどね)も作って下さってます。
昨日の「中国語」のスケジュールでは、あるお子さんについて、本来土曜デイではやらない「しごと(自立課題学習)」をやってることをそのスタッフさんは知ってるから、
スタッフ「じゃあ、『しごと』を入れたスケジュールも作っておきましょうか?」
kingstone「そりゃあ、めちゃ嬉しい」
というやりとりがあり、結局、
・お弁当を食べて帰る
・イベントが終わったらすぐ帰る
・しごともする
と3種類のスケジュールを作って下さっていた。これ、ほんと、めっちゃ助かりました。
「ひとりひとりに合わせて用意する」(と言っても「全体」のスケジュールだったら3種類ですむ)という当たり前のことが、当たり前にできてるだけだけどね。その当たり前のことを、当たり前と認識してもらうのがすごく難しい話だから。
おかげで、私はめちゃ楽ができたし、子どもたちは落ち着いて活動できました。
そしてほんと、明日から入院だけど、後をお任せできる。
ほんまありがたいことやと思います。
ついでのこれがイベント(昨日なら「中国語」)のスケジュール。
壁に貼った模造紙(後ろにある邪魔な線を隠し、項目がわかりやすく)に、画用紙に書いた項目を貼っただけ。文字がわからなくても外れてくから終わりに近づくのはわかります。(なお、字は私。いやはや、他人にプレゼントする物に、私が字を書いたら失礼だ、と妻に言われる字です)
「どれだけ手ぇ抜いてんねん」と言うくらい、簡単なものというのがよくわかると思います。講師さんが来てから、ぱぱぱっと書いた物。時間も全然かかってません。
関連エントリなど
兵庫県立考古博物館へ行こう
その場から動く子への対応(土曜デイで)
消防署に行こう(のスケジュールと子スケジュール)
土曜デイ活動「音楽遊び」での取り組み
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ひとりひとりに合わせたスケジュール