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2014年10月15日

10月15日(水曜日) 花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に(小野小町)

 おはようございます。

 晴れです。雲はポツポツ浮かんでる。
 寒い。
 下着シャツ・カッターシャツ・ウィンドブレーカー(?になるのかな?)の3枚来てます。


花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に

 この歌は記憶に残るな。
 こまかいところはわからないけど
「私の容色は衰えてしまった。世の中の時が過ぎていく間に」
みたいなことだろうし、「老い」についての誰もが感じる気持ちが現れているよな。

 Wikipediaを読むと、いろいろ面白いことが書いてある。

 当時の小野小町像とされる絵や彫像は現存せず、後世に描かれた絵でも後姿が大半を占め、素顔が描かれていない事が多い。故に、美女であったか否かについても、真偽の程は分かっていない。

「美女」ということで、「そりゃ描けない」というのであえて描かなかったんだろうけど、絵で見てわかるもの(形)で「美女」ってわかる場合もあるけど、「形」としてはそうでもなくても、表情・しゃべり方・その他その他で「美女」と感じることはあるよなあ。


もずらいとさんからのコメント

 小野小町の有名な歌ですね。

花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に

「花の色」→「花の色」そのものの他に「自分の容姿」の意味も持たせてます
「移り」→場所的であれ時間的であれその前より変化することを「うつる」というのです。この場合は「枯れる」と「衰える」
「に」→動作などを示す格助詞です。
「けり」→回想の助動詞といますねるこの場合は「(枯れて)しまった「(衰えて)しまった」
な→詠嘆の終助詞です。「〜なぁ」。
いたづらに→今でも「いたづらに時を過ごす」か言いますね。「無為に」「ぼおっと」みたいな意味です。
我が身→こりゃそのものですね。「自分が」
世に→「世の中」と「男女の仲」の意味があります。
ふる→「(雨が)降る」と「(恋愛わ幾度も)経る」の意味があります。
ながめ→「長雨」と「眺め(物思いにふける)」の意味があります。
そして,「降る」と「長雨」,「経る」と「眺め」は縁語になっています。
せし間に→している間に。

ですからこの歌は「きれいな花はすっかり枯れてしまった。ぼおっと私が降っている長雨を見ている間に」と「私の容貌はすっかり衰えてしまった。無為に恋愛を重ねて物思いにふけってる間に」という全く違う内容が一つの歌になっているのです。
 縁語までダブル・ミーニングです。よほど和歌に秀でていない作れないと同時に,これ女性じゃないと作れないと思います。



もずらいとさん、どうもです。

>世に→「世の中」と「男女の仲」の意味があります。
>ふる→「(雨が)降る」と「(恋愛わ幾度も)経る」の意味があります。
>ながめ→「長雨」と「眺め(物思いにふける)」の意味があります。
>そして,「降る」と「長雨」,「経る」と「眺め」は縁語になっています。

 すげえ。
 「ふる」が時間の経過というのは想像してましたけど、「(雨が)降る」と「長雨」とか全然気づかなかったというか、知らなかったです。

>縁語までダブル・ミーニングです

 単なる、「あ〜あ、歳とっちまったい」という歌だと思ってました。



 小野小町の歌は古今集にいっぱい収められてるんですね。

思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせば覚めざらましを 『古今集・序』
色見えで移ろふものは世の中の人の心の花にぞありける 『古今集・序』
わびぬれば身を浮草の根を絶えて誘ふ水あらば往なむとぞ思ふ 『古今集・序』
わが背子が来べき宵なりささがにの蜘蛛のふるまひかねてしるしも 『古今集・序』
いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞきる
うつつにはさもこそあらめ夢にさへ人めをもると見るがわびしさ
かぎりなき思ひのままに夜もこむ夢ぢをさへに人はとがめじ
夢ぢには足もやすめずかよへどもうつつにひとめ見しごとはあらず
うたた寝に恋しき人を見てしより夢てふものはたのみそめてき
秋の夜も名のみなりけりあふといへば事ぞともなく明けぬるものを
人にあはむ月のなきには思ひおきて胸はしり火に心やけをり
今はとてわが身時雨にふりぬれば事のはさへにうつろひにけり
秋風にあふたのみこそ悲しけれわが身むなしくなりぬと思へば


posted by kingstone at 07:44| Comment(1) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月14日のつぶやき












































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