※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年09月28日

9月28日(日曜日) 質問するのはkingstoneだけじゃないか。他の参加者は本当にわかっているのか?(髭のジャック)

 おはようございます。

 快晴ですね。


質問するのはkingstoneだけじゃないか。他の参加者は本当にわかっているのか?

 1999年、夏の京都で行われた日本自閉症協会主催、TEACCHの5日間セミナーで。
 1日の終わりにスタッフミィーティングがあるわけですが、そこで髭のジャックが言っていたそうです。
 私は質問だけでなく、反論もしていました。

元エントリ
質問するということ
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2014年09月27日のつぶやき












































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2014年09月27日

リスボンに誘われて ジェレミー・アイアンズ主演



 パスカル・メルシェ著「リスボンへの夜行列車」を映画化したもの。



原題の方がいいよな。

主役は古典教師? ジェレミー・アイアンズ
福主人公は誰?作家の恋人? メラニー・ロランかな?(「オーケストラ」に出てたんだ!)
それとも作家自身? ジャック・ヒューストン

作家がイケメンとして出てくるんだけど、知りあいの誰かに似てる・・・と思って記憶を探ったら・・・男前のYAS.さんかな??(って多くの人は誰のことかわからないでしょうが・・・)

ここのところ仕事、仕事状態で疲れてたので、コテコテの恋愛映画を観に行きたかったのですが、これもまあなかなかいい恋愛映画として観ることもできます。

日々代わり映えしない人生、しかしそれで満足している、スイスのベルンの高校の古典教師が、出勤途中で川に身を投げようとしている女性を助けます。(しかし、つい最近、Twittereの私のTLで、危険な状態での注意喚起、の話題が出たのですが、この助けるシーンはあまり良くないのではないか、と思いました。遠方から「やめろ!」と叫んで走って行きます。私なら黙って足音を抑えて走って近づき、いきなりひっつかまえる)

その時に拾った本をきっかけに、授業中なのに、外に出て行ってしまい、成り行きでポルトガルの首都、リスボン行きの列車に乗ってしまうと言う・・・

ベルンからリスボンまでどれだけかかるんだろう・・・?
今、Google map で見たら1000キロくらいは離れてるんだけど。

で、その本は亡くなった医師が人生について考えたみたいな本なんだけど。実はその方はポルトガルでの独裁に反対するレジスタンスをやっていて・・・という話。

私は知らなかったのですが、スペインのフランコの独裁政治は有名でしたが、ポルトガルもそうで、しかも、それなりにコーポラティズムでうまくいく部分もあったから、第二次世界大戦後もわりと最近まで続いてたんですね。しかし秘密警察の跋扈とか、レジスタンスとかで当時の人たちはどの立場であれ、今は「思い出すのもいや」なものになっていると。

そのあたりのことWikipediaにも書いてました。

ポルトガル

1974年4月25日未明、国軍運動(英語版)(MFA)の実戦部隊が突如反旗を翻した。反乱軍に加わった民衆はヨーロッパ史上最長の独裁体制となっていたエスタド・ノヴォ体制を打倒し、無血の内にカーネーション革命が達成された。

1974年4月まで独裁体制が続いてたわけですね。

で、この日にその医師は若くして亡くなります。
お葬式で、参列者が赤いカーネーションを手向けてました。
で、もともとのポルトガルの風習で赤いカーネーションを手向けるのか、カーネーション革命の日だから手向けたのか、どちらなのだろう?

で、古典教師がいろいろなことを調べていくうちに、当時の友情や恋その他いろいろなことが浮かび上がってきます。

で、最後は主人公も恋(愛?)を得るのかな・・・

「あなたは退屈な人じゃない」

そう言われると嬉しいわな。

ラベル:映画
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ポスター発表(特殊教育学会52回大会で)

 次に現場でやったポスター発表です。

 テーマは

放課後等デイサービスにおける職員研修のシステム

 学会に出した報告で、ほぼ終わっている感じもしたのですが、折角だからみなさんにアンケートをとってみようと思いました。そしてその結果をまとめて、現場で報告しました。

 こちらでは経過など、だらだら書いていきます。

 まず写真。

(クリックすると大きくなります)
postar1.jpg

 模造紙にいろいろ貼っていく、というスタイルは決めていましたので目立つようにピンクの模造紙を台紙にしました。こんなことをするのは私くらいだろうと思っていたら、もうひとり、同じことをしてる人がいました。で、それが私の古い友人と言う・・・ほんと類は友を呼ぶんですね。

 報告したかった内容を全部入れると無理があるな、と思い、削りに削ったつもりでしたが、まだまだ多かったようです。

 アンケートですが、これまでは新任研修や定例研修について、感想は少しは「噂」としては入ってくるのですが、ちゃんとご本人からうかがえることは少なかったです。で、たいていは耳に届く場合は「キングさんの言ってること、わけわからん」というのが多かったです。まあ、それは自覚してる、っていうか、そうだろうな、とは思っていました。しかし、今後、改善していくためにも率直なご意見が聞ければ、というのもありアンケートをとったわけです。

 30名程のスタッフさんがおられますが、24名の方から回答を頂きました。

 アンケート用紙。

研修アンケート回答用紙1.jpg

研修アンケート回答用紙2.jpg

 基本的に
   「全然わからなかった」から「よくわかった」までの5段階評価。
   「全然役立たなかった」から「すごく役立った」までの5段階評価
をお尋ねしましたが、実のところ、こういう質問でいいのか、何が本当に資料となる質問なのか、よくわかりません。

 また「新任研修」をはじめ、いろいろな研修の講師の立場である私からのアンケートだったら、低い得点を回答しにくいというバイアスも、めちゃ強くかかってしまいます。でもまあ参考程度に、ってことで・・・

 なお、冒頭部にこう書いています。

 ソワサポートでは様々な研修が行われています。今後の改善のために、また9月の特殊教育学会で、kingstoneが報告(テーマとしては、支援者がどうしたら楽に仕事ができるか、ひいてはこどもたちが楽に暮らしていけるか、というあたりです)するため、みなさんのご意見・ご感想を教えて頂けるとありがたいです。

  無記名でも結構です。
  なお、社交辞令なしで、遠慮なく書いて下さい。



で、アンケート結果。

新任研修について

第1回 アセスメントと診断名の一般的なこと

 わかりかた

スクリーンショット 2014-09-27 21.04.51.png
 
 役立ち方

スクリーンショット 2014-09-27 21.06.35.png

 「気遣いバイアス」があっても「あまり役立たない」がおひとりおられます。

第2回 自閉症の特性とコミュニケーション

 わかり方

コミュわかり.png

 役立ち方

コミュ役立ち.png

 結構、役立っている、と考えて下さってる方の割合が多いかな。

第3回 自閉症の特性と自立課題学習

 わかり方

自立課題わかり.png

 役立ち方

自立課題役立ち.png

 自立課題学習については「4」の「わかる」「役立つ」という回答が多めだな。


第4回 自閉症の特性と、問題行動(?)とその解決

 わかり方

問題行動分かり.png

 役立ち方

問題行動役立ち.png

 言ってることはわかるんだけど、実際の役には立たない、という感じでしょうか。


第5回 虐待について
    (個別の支援計画を書く前に)


 ここは「わかり方」の回答数に注目です。
 24名の方から回答をいただきましたが、虐待の回の回答数は19人です。つまり虐待の回についての回答例だけでなく、答えられなかった方も含めて、それだけ「何のことかわからない」「記憶に残っていない」方が多かったのじゃないかな。

 まあしかたないか。でソワサポートの現場では、ほとんど気にしないでいいことだったりするし。(でも、実は現場で起こっている小さなトラブルを解決していってなければ、すぐに「虐待」と言っていい事態まで進んでいく可能性は高いのですが)

 わかり方

虐待分かり.png

 役立ち方

虐待役立ち.png


第6回 個別の支援計画について

 わかり方

個別計画分かり.png
 
 これは「まあわかった」みたいなところを回答された方が多いですね。ところが・・・

 役立ち方

個別計画役立ち.png

 あんまり役立ってない感じが伝わって来ます。


第7回 事例

 これは一人のお子さんについて、こちらの対応と、そのお子さんの変化を追っていって、私たちチームが何を目指すのか、をお伝えします。
 以前、あるスタッフさんは「すごく簡単なことしかしてないんですねえ・・・」という感想を言って下さいました。そうなんですね。ほんと難しいことは何もしていません。それでお子さんが変化していくわけです。(というより、実はスタッフが変化していくんですが・・・)

 分かり方

事例分かり.png

 役立ち方

事例役立ち.png

 これも「まあわかった」みたいなところが多いけど、実際の役には立たないみたいなところかな・・・
 トホホ・・・

第8回 ICFと支援グッズ

 分かり方

ICF.png

 役立ち方

ICF役立ち.png

 ここでおめめどうグッズの説明もしてます。
 しかし、これも全体の回答数が少ないかな。


新任研修を受けて安心できたかどうか

 新任研修は自閉症スペクトラムやそれも含めた発達障害のお子さんに、意識して関わるために、「安心」して頂くことが一番のねらいと言ってもいいでしょう。(それはもちろん適切な対応があれば、トラブルも起きないのだから、安心できるし、その適切な対応方法をお知らせする、というのももちろん大きいです)

 ところが・・・

安心.png

「不安になった」「やや不安になった」が計3人もおられる・・・
 いやあ・・・



posted by kingstone at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月27日(土曜日) 自閉症のお子さんを愛するということは自閉症を理解するということ(髭のジャック)

 おはようございます。

 晴れです。
 どういう名前なんだろう?
 いわし雲よりは、ひとつひとつは大きめの雲がたくさん浮かんでいます。


自閉症のお子さんを愛するということは自閉症を理解するということ

 これはよくわかります。
 自閉症のお子さんを持つ親御さんのストレスは高い、という調査があったと思います。
 そりゃ子どもなんてもともと親や教師の思う通りになんて動きはしないものが、さらに自閉症の特性があって、親御さんや教師に理解できない動きをするのですから。
 しかし、「自閉症を理解する」ということができれば、その分のストレスは減ります。また「理解」して「考え方」や「対応方法」がわかれば(ってか、私は「自閉症を理解」すれば、当然「考え方」や「対応方法」までわかるようになると思ってますが)、もう他のお子さんと同じで、困るのは「もともと親や教師の思う通りになんて動きはしない」の部分しか残らないわけで・・・

 そうすれば十分愛することができますよね。
 って、「愛する」ってなんだ??となると、なんかよくわかんなくはなりますが。

 「愛する」ってのは、自閉症の理解なしにはとても難しいことだと思います。

元エントリ
自閉症のお子さんを愛するということは自閉症を理解するということ 髭のジャックの言葉
posted by kingstone at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする