私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2014年08月13日

「教えること、裏切られること」 山折哲雄著



「教えること、裏切られること」

 この題名そのものが、ちょっとしんどいか。
 「裏切られる」というのは師が弟子に対し「何かを期待」するから「裏切られる」という言い方になるのだけど、弟子のほうは「そういう期待に応えます」とか言ってたって例は少ないのじゃないかな。

 で、そういう場合なら、勝手に「期待」する師の方がダメじゃん、と思ってしまう。
 師弟関係ってそんなもんじゃないと思うのだけど。

山折氏の「師以前の師」
   服部之総(はっとりしそう)「親鸞ノート」
                「蓮如」
                「黒船前後」
   市川白弦(いちかわはくげん)「仏教における戦争体験」
                 一休に関する研究

師弟の人間関係の3つのモデル

1.老子 そもそも弟子がいない
2.孔子 いろいろ教え、就職斡旋活動もする
3.禅  祖と会えば祖を殺し、師と会えば師を殺す

 とか言いながら、禅も現実世界では殺さないよなあ・・・一休さんも謙翁宗為(けんおうそうい)は看取っているし、まあ華叟宗曇(かそうそうどん)が印可状を与えようとした時は辞退したからちょっとそれっぽい。


ここに出てきた師弟関係

   藤井日達と弟子たち

   内村鑑三と斉藤宗次郎
      斉藤宗次郎は宮沢賢治とも交流があった。花巻小学校の訓導
      となるが、キリスト教に入信したので馘になる(!?)。そ
      の後、内村鑑三の勧めで新聞屋さんを始め、配りながらアメ
      を子どもたちに配り「ヤソ ハゲアタマ ヤソ ハリツケ」
      とはやしたてられていたが、やがて「名物買うなら花巻おこし
      新聞とるなら斉藤先生」といわれるようになる。

   夏目漱石と和辻哲郎

   柳田国男と折口信夫
      柳田は折口の「翁」については何も触れず、また折口は柳田
      の「童子」については何も触れなかった。って、ちょっと怖
      いなあ・・・

   柳宗悦と棟方志功
      しかし、この場合、棟方志功を売り出すのに柳宗悦が一役買
      った、ということで、別に「師」って感じじゃないんじゃな
      いか??

   正岡子規と高浜虚子

   法然と親鸞(そして他の弟子たち「一念義」「多年義」「西山」etc.)

   親鸞と唯円

   麻原彰晃と弟子たち

   明全と道元

   如浄と道元

   道元と永平寺の僧
      「正法眼蔵」は道元の思想というか説法みたいなもの
      「日本国越前永平寺知事清規」は生活や組織づくりのマニュアル
      後年になるほど、前者が少なく後者をたくさん書くようになる。

   キリストとペテロ(3度裏切る。12使徒として分割相続)
   キリストとユダ(1度裏切る。全面的に相続しようとした(?))

   シャカとアーナンダー(3度ボケル。10大弟子として分割相続)
      シャカ入滅の時、アーナンダーに「もっと生きた方がいいかなあ」
      みたいな問いをしたけど、アーナンダーは質問の意図がわからず
      答えなかったので、シャカは入滅した、と。しかし、それはいい
      ことかもしれない。

posted by kingstone at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 宗教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

支援機関見本市 9月7日(日)明石市立勤労福祉会館にて

「支援機関見本市」

日時:9月7日(日) 13:00〜16:00

場所:明石市立勤労福祉会館2階

費用:入場無料

主催:りぼんネット(NPO法人市民サポートセンター明石)

 なんか、明石近辺の障害福祉関係の事業所が集まって、ブースを置いて、それぞれの説明をするってことです。(明石だけでは無いです。私の行ってる(株)ソワサポートも播磨町の事業所だし)

・児童発達支援
・放課後等デイサービス
・成人通所施設

とかが集まるのかな?ブースを出す事業所の名前も書いてるポスターは見たのだけど、手元になくて、ネットにも無いなあ・・・また手に入ったらJPGかPDFでアップします。

追記
  やっとポスターが手に入りました。
  このポスターが出て時点での「参加予定機関」が書かれています。

公的機関

 ●兵庫県立こども発達支援センターベ
 ●明石市障害者就労・生活支援センターあくと
 ●明石市基幹相談支援センター「ほっと」
 ●明石市
   発達支援課
   障害福祉課
   健康推進課
   教育委員会

余暇・その他

 ●ー般社団法人クルレ
 ●プリティ・エンゼル
 ●あかし発達支援連絡会

こども対象

 ●りぼんkidsセンター
 ●りぼんstepセンター
 ●エールサポートクラブ
 ●あかしゆらんこクラブ
 ●エンゼルデイサービス1
 ●デイサービス太陽
 ●おおぞらのいえ
 ●リハ・リハ キッズPowers
 ●ソワサポート
   コッコロ
   フレックス
   コミュ
   ホロン
   リンク

医療・心理

 ●関西青少年サナトリューム
 ●心のところ
 ●Kumi心理カウンセリング研究所

成人対象

 ●サポートセンター曙
 ●明桜会すたじおぽっち
 ●にじ作業所パン工場なないろ
 ●NPO法人居場所
   夢工房大久保
   サポートセンター西明石
   JSブリッジ西明石
   居場所

 なお、この時点より出展事業所は増えてるんじゃないかな。
 例えばこども対象で「スマイル」さんなんかも入ってたから。

 で、親御さんなんかに来て頂いて、それぞれ説明するって感じかな?

 私も、「(株)ソワサポート」の相談支援事業所「リンク」の相談支援専門員として、説明にあたります。


明石勤労福祉会館の地図。貼れるかな?

自閉症の人は嘘をつくか?誘導されるか?(つけたしあり)

 先日、あるお子さんについて「嘘」が話題になったので、昔、おめめどうのホームページのコラム用に書いた文をPDFにして差し上げました。つけたしを前に書き、テキストをエントリにし、PDFにもリンクを貼っておきます。
ーーーー
2014年に付け足した文

 ここには書いてませんが、「場をもりあげたい」ために周囲から見ると「嘘」をつく場合もあります。それは「嘘」というより「ファンタジー」と言ってあげたほうがいいと思います。
 相手を「嘘をついた」と非難しなくてもいいように、こちらが予想しながら動けるようにすることが大事だと思います。
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                          2011-10-27
自閉症の人は嘘をつくか?誘導されるか?


「自閉症の人は嘘をつくか、つけないか」

 これは昔から仲間うちでよく議論になりました。
 先に私の現時点での結論を書いておくと
「嘘の定義による」
「人による」
「状況による」
だと考えています。

 最初は「嘘はつけない」というのが優勢でした。例えば中学生の男の子が好きな女の子に話しかけたいと思う、でそばに行き「耳の穴の中、耳くそがいっぱい だね」と言ってしまう、とか、大人の会議でまあその場ではみんなが上司や同僚に遠慮して言わない、あるいは考えつかない「本当のこと」を言ってみんなを沈 黙させてしまうとか(しかしそれが思わぬ解決につながることもある)・・・ついつい言わなくてもいい場で「本当のこと」を言ってしまうのが特性だ、という わけです。

 しかし「いやうちの子嘘つくよ」という例もたくさん聞くようになりました。こんな状況です。
 親御さんから「宿題できた?」と質問される。この時「できた」と言うとその場から解放され好きなゲームができる。「できてない」と言うと留めおかれ、今 やりたくない宿題をやらされる。その体験が積み重なる。
 ある日「宿題できた?」と質問される。やってはいないが即「できた」と答える。
 こんな感じですね。

 これはいくつか問題があります。
 まず、おめめどうのえらぶメモ帳などを使って目でみてわかるようにして質問したらどう答えるかな?ということ。上の場面は音声言語のみを想定していま す。で、本人さん「しゅくだいできた」という音(意味でなく)に「できた」と答えれば、好きなことができる、と学習しているかもしれない。メモ帳で尋ねる と「意味がよくわかる」場合が多いので本来の適切な(?)答えを答えてくれる可能性が上がります。

 でも「こう答えたほうが得になる」がわかってるって、すごいことだし、またその場合、得になる答えは予想されるから、そもそも「質問の形を変える」「その質問をしなくてすむようにする」を周囲の人は考えるべきかもしれない。例えば変えるなら
「宿題はどれをしましたか?」「宿題はどこまでできましたか?」とか。

 それと同じことなのですが「宿題できた?」と尋ねられて、でも音声言語なので何を聞かれているか意味はよくわからないので単にオウム返しで「できた」と答えているだけ、とい う可能性もあります。
 これまたえらぶメモ帳で尋ねてみれば、意味がわかるようになって本来の適切(?)な答えの確率が上がります。(しかし、今私の頭の中では「適切な答 え」って何なんだろう、というのがグルグル回っています)

 「嘘」の定義を「その場で宿題ができていないという事実があったら、その事実通り答えるのが本当でその事実と違うことを答えれば嘘」と言うなら嘘をつく 自閉症の人はいっぱいいると思います。

 これが定義を「相手の質問で、相手の頭の中にあるイメージや意味、感情などがしっかりわかっている。それを読み取ったうえであえて事実と違ったことを言 おう。相手はそれで困ったり、事実と異なっていたら感情を害したりするだろうが。そこまでわかって言うもの」とするなら、嘘をつく自閉症の人の確率はぐっ と下がるでしょう。
 あと、確か「何か(しかし事実とは違うこと)を言ったら、周囲にウケた。で、頻繁にそれを言うようになった」という例もあったような気がします。

 まあ、でも「書いてやりとりをする」をやってみてからいろいろ判断したほうがいいのは事実ですね。

 次に誘導の話。

 誘導に従って答えることは自閉症であろうがなかろうが日常社会でもごく普通にあることですね。あるいは直接誘導されなくても見えない圧力が存在しその通 り答える。

 学校場面で言えば
先生「運動会、楽しかったねえ」
児童「楽しかった!」
 あるいは運動会の感想文を書く時「楽しかったです」でしめくくる。

 ごく普通のことですね。

 私の息子が小学校3年生くらいの時の話。息子は発達障害関連の診断は受けていません。で、親の口から言うのも何ですが、当時は(今は・・・?)勉強もス ポーツも何でもできる、友達もたくさん、そんな子でした。彼が運動会の後、感想文に書いたこと。

「運動会は楽しくなかった」

 何か競技に負けたわけではありません。ただ息子は「勝つ」ことを期待され、プレッシャーを感じ、そして「勝った」のですが、でも「楽しくなかった」の だ、と書いたのです。

 私は「すごい」と思いました。まあ単なる親バカです (^_^;)

 私自身の例で言えば、小学校の時たくさんの偉人伝を読みました。読後の感想文は、最後は必ず

「◯◯さんみたいになりたいです」

で締めくくっていました。ある時、それを読んだ大学生のお兄さんに「お前ほんまにこう思とんか?」と突っ込まれ困ってしまいました。その伝記はガリレオの で、宗教裁判で意にそまぬ証言をし、あとで「それでも地球は回っている」と(聞こえないように)つぶやいたところで終わっていたと思います。お兄さんとし ては「そんな権力に屈して思ってもいないようなことを言う人間になりたいのか」ってわけです。いやはや小学生には荷が重い突っ込みでした。

 まあ、そんなふうに誘導は社会のあちこちに普通に存在します。

 しかし、特に知的障害の人に対しては周囲の人(教師とか支援者とか保護者?)からの誘導は多く見かけるような気がします。たいていは周囲の人が本人さん に「良かれ」と思ってなのですが。そして「本人の意志ってわからないから」とも言われる。

 そうやろか??いや、日頃から「意志を示す」「選択をする」「コミュニケーションする」をしていなかったら、そりゃそうだろうと思います。特に自閉症の 人は「文字を(音として)読める」「文字が形としてわかる」「口から音声(単語や文を含む)が出せる」であってもそれが「他人とのコミュニケーションに使 える」「こういうふうにしたら適切なコミュニケーションができる」ということに気づきにくい人たちなのだから、そこが気づけ、いつもその手立てが使えるよ うにもっていかないと「本人の意志」はわかりにくいままだと思います。

 でもあの手この手で本人の意志を確認するようにしていたら、どんどん出てくるように思います。これは上の「嘘」のオウム返し(エコラリア)の話にもつな がりますがA君の話。

なかなか 書いては下さらない

 このキャンプははっきり覚えていないのですが2001年頃か?
 2005年・2006 の記録は残っています。こんなキャンプでした。

 私はA君とは1998年頃から、私がウエストバッグに入れている小さなノートに

◯◯はすきですか

はい   いいえ

とか書いて見せると「はい」とか「いいえ」とかたぶん本当の意志を「音声」で教えてくれていました。それでたくさんの対話をしました。これは現在のえらぶ メモでやっていることと同じですね。えらぶメモの方がわかりやすいと思います。

 しかし怖くて聞けなかったこと。それは

「学校は好きですか」

 聞いておけば良かったと思います。

 なお1997年頃のエピソードにこんなものもあります。

自閉症のお子さんとのVOCAを使ったコミュニケーション授業1997

の動画の下に出てくるエピソード。

 たぶん1997年。みんな体育館にいました。A君は体育館の壁にもた れ「学校なんていらなあい。◯◯養護なんていらなあい」と少し苦しめの顔で言い続けていました。私はそれを聞いてショックを受け、この先生はわかってくれ るだろうとある先生(威嚇と暴力は大嫌いで、特別支援教育にも造詣の深い先生)に告げたところ、もちろん私を励まそうとしてのことだとは思いますが「自閉 症の子はわけのわからないことを言うことがあるからね」とおっしゃいました。

 ああ、そういうふうに考えはるのだなあ、と思いました。まあ、その学 校で最高に素晴らしい先生でもそうなのですから、ほんと周囲の先生にはまともには「相談」できないなあ、と思いました。


 その頃はA君は教師からイジメと言っても良い「指導」を多々受けてい たと思います。

 上の「学校なんていらなあい。◯◯養護なんていらなあい」というのは確かに遅延性エコラリアです。彼は誰かに伝えようなんて思っていない。ただ頭の中に グルグル回っているのをたまたま出しただけです。しかし、そこから周囲の者はたくさんのことを学ぶことができると思います。

 先日、10年ぶりにA君に会って、私の実践動画をYouTubeや私のブログにアップする許可を貰おうとしました。その様子はこちらにまとめています。

自閉症の お子さんとの授業の失敗例1997年

 親御さんは「もちろんいいですよ。息子もそう言うと思いますから来て頂かなくてもいいですよ」とおっしゃって下さいました。しかし私は「是非とも直接ご 本人にあってお願いし、許可をもらいたい」とお願いし、動画をDVDにし、持って言って見てもらい、えらぶメモ帳で尋ねました。すると私のお願いすべてに 「いいよ」と音声言語で答えてくれました。(私は音声言語は出していません)

 まあねえ・・・「それも誘導やないか」って言われたら確かめるすべはないのですが・・・

 でも日々、お互いに「意味のわかる」「本人からの意志を伝える」コミュニケーションをしていたら、実感として「ああ、この自閉症の方もちゃんと自分の意 志を伝えてくれてるなあ」というのがわかると思うのですが。

 日頃やっていないとわからないとは思います。


「自閉症の人は嘘をつくか?誘導されるか?」PDFファイル(ダウンロードできます)


8月13日(水曜日) 罪おほき男こらせと肌きよく黒髪ながくつくられし我れ(みだれ髪)

 おはようございます。

 外は真っ暗。
 台風は去っていきましたが、これから1週間、天気は不安定だそうで・・・


ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

春思

罪おほき男こらせと肌きよく黒髪ながくつくられし我れ

 この歌も有名だよね?

「罪の多い男を懲らしめなさいと、肌を清く、黒髪を長く、作られた私」

 男を虜にしなさい、っていうことでしょう?いやはや・・・




 kindle(電子書籍)版は無料です。


 

 
posted by kingstone at 03:33| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月12日のつぶやき


















posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする