著者小林リズムさんのブログ
「ゆとりはお呼びでないですか?」
カテゴリを「特別支援教育」にしようかと思ったけど、どう考えても違いそうなので、本とかのカテゴリに。
小林リズムさんが就活に連敗する中、しかし内定を得て、その広告代理店で研修をするうち、なんか変だと思い始め、ついに一緒に内定した2人の同僚と一緒に8日間で辞めちゃった、という話。
その変の一つが「他の社員を代表が徹底的に『発達障害』と罵ること」(ちなみに社員に知りあいの医師を紹介し、発達障害の診断を取らせる)。もう一つは代表が「人間の真理」と言ってわけのわからない話をし、その中でセクハラをがんがんしてくること。
しかしまあ・・・「お前たちは発達障害だから雇ってくれるところなんかない。俺が雇ってやってるんだ」みたいなことをずっと言い、社員さんたちはそれを涙を流しつつ感謝してたりすると言う・・・やだなあ・・・
なお、一緒に辞めた同僚の一人は労基署に訴えようとしたところ、代表が「140万円で」と言って来て、それで手打ちをしたそう。労基署を(名前だけでも)利用するのは大事なんやなあ・・・
なお、後書きに自分の文を見いだしてくれた「新保さん」への感謝が綴られてるんだけど、西原理恵子さんによく企画を持ち込んでいる編集者の新保さんと同じなんだろうか??