雲はたくさん浮かんでるけど、いい天気です。
ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー
白百合
友は二十(はたち)ふたつこしたる我身なりふさはずあらじ恋と伝へむ
「友は二十(はたち)ふたつこしたる我身なり」というのは当時1901年(明治34年)頃には二十くらいで結婚するのが当然で、私はふたつも超えてしまった。行き遅れになってしまった、みたいな感慨があるのかな。
weblio古語辞典
ふさは・し 【相応し】形容詞シク活用活用
似つかわしい。つりあっている。
出典落窪物語 一「さる心ざまやふさはしかりけむ」
[訳] (姫君の)そのような性格が(少将と)つりあっていたのだろうか。
「ふさわしくない」というか「つりあっていない」「(不倫の)恋をしているのよ」
みたいな意味かなあ。
【追記】もずらいとさんがコメントをつけて下さってます。
「ふさわずあらじ」は二重否定→肯定だそうです。
いやあ、自分でも書いてて、なんかしっくりこないなあ、と思ってました。
いつも勉強させてもらってます(^^)
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