※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年10月18日

動画分析など(今日の研修)

 今日はソワサポートの研修日。
 午前11時から12時までの1時間一本勝負です。最近は時間オーバーすることはほぼありません。今日は1分ほどオーバーしたかな・・・

 まず最初の15分で前々回

「読みのアセスメント・指導パッケージ」(学研)の中の教材カードの使い方など。

の「撥音」発表をして下さった方に、今日はその中の、

「拗音」(「ゃ」「ゅ」「ょ」)
「長音」(「−」その他伸ばす音)
「拗長音」

の指導法を教えて頂きました。身振りをつけて覚えるのですが、なんか面白いっす。で、達成度を調べるプリントとか、指導用プリントとか、あと教材で結構笑える(わかってる大人は面白くてウケます。まあ、まだ理解していない子どもがウケてくれるかどうかは、ちょっとわかりませんが・・・)詩みたいなものも入ってました。

 残りの40分(少しスタートが遅れたので)で、私の「動画分析」について。

 初めて自立課題学習をするお子さんの3回の動画(1回分約5分、計15分。私を含め、それぞれ別のスタッフが指導している)を見て頂いて、スタッフの関わり方、お子さんが「何をどうわかっているか」を分析していきます。

 やってみたら、はっきり言って評判悪かったです・・・各セルが小さくて、書き込みにくい、またここでお見せしているのは文言を改善していますが、実際にやってみる方が混乱する文言になってしまっていたり・・・

 また動画を流しっぱなしでお見せし、即記録していかないといけないので、相当のベテランでないと難しいのではないか・・・

 また私はなんとかA4用紙1枚にまとめようとして、まとめきれずに「おまけ」も付けたりしたわけですが、それぞれ1回の動画にA4用紙1枚を使って、もっと書きやすくしたほうがいいというご意見も出ました。そこは紙を贅沢していいと浅原さん(理事長)の意見もあり、今後、ブラッシュアップしていきたいです。

 でも、3回のお子さんの変化はみなさんにわかって頂けたのではないかな、と思います。

 どんどん支援が少なくていいようになり、わかる、できる部分が増えていっている。

 たった3回でそうなるってことは、決して「訓練したからできました」「教えたからできました」という話ではなく、もともとできることができるように「環境を整えた」だけ、という話をしました。まあ「環境の意味を伝える」というのを「教える」と、言えば言えなくもないですけどね。

 で、今回一番みなさんに見て頂きたかった点は、私が「大きい声」で「結構たくさん」話しかけていて、それは決してよくない、ということ。まあ1番最初だから仕方の無かった点はあるにしても・・・スタッフCさん、スタッフDさん、ほとんど音声出してないからね・・・

 この研修を準備中に浅原さんに「いやあ、ショックやわ」と言ったら「kingstoneさん、声大きすぎ、邪魔になってるだけ」と言われてしまった・・・いやはやツッコミを入れて下さる方がいるってことは幸せなことです。夜郎自大になるというか天狗になるというか、そういうことを防げるもんね・・・(^_^;)

 一部を改変したレジメの画像とPDFファイルをアップします。

2013年10月18日研修レジメ(PDFファイル)ダウンロードできます。

kensyu20131018.png

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ラベル:研修
posted by kingstone at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 特別支援教育や関わり方など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月18日(金曜日) ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清瀧夜の明けやすき(みだれ髪)

 おはようございます。

 曇りです。
 昨日は夕方・夜がえらく寒かったので暖房をつけようとしたら妻に叱れました。
「まず服を暖かいのにしなさい」
 まあ、そりゃそうか。



ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

臙脂紫

ほととぎす嵯峨へは一里京へ三里水の清瀧夜の明けやすき

 鶯の啼き声は簡単にわかるけど、ほととぎすはどんな声なんだろう・・・
 「夜のあけやすき」ってことは「夜明けのコーヒー」と言うか、一緒にお泊まりした次の朝なんだろうな・・・

 もずらいとさんがコメントをつけて下さり、

"「​清​少​納​言​や​紫​式​部​も​目​に​し​た​景​色​が​今​そ​こ​に​!​」​と​い​う​清​瀧​を​訪​れ​て​見​た​感​動​"

と書いて下さってます。そもそも「清瀧」ってどこだろうと思ってGoogleMapで調べました。すると「清瀧」だと京都市街から南東方向、山科の南、醍醐寺のあるあたり。また「清滝」だと、京都市街から西、「化野念仏寺」のあるあたり。「瀧」と書いてあるから、山科の南の方かな?

 醍醐寺の桜

スクリーンショット 2013-10-19 7.11.11.png

 化野念仏寺

スクリーンショット 2013-10-19 7.13.31.png


 新潮文庫



 しかし、kindle(電子書籍)版は無料です。



 
 今日は金曜日。研修でもミィーティングでもみなさんに動画を見て頂きます。ぼーっと見る形にならないように仕掛けもしています。
posted by kingstone at 07:36| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月17日のつぶやき












































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2013年10月17日

育成の仕組みが整っていない 瀬谷ルミ子の言葉(「40歳以上はもういらない」より)



「40歳以上はもういらない」は田原総一朗さんの対談集。
まあ刺激的な題ですが、別に題名通りではなくて、若い人たちと対談しただけの話。

第3章 「戦後日本」が紛争地に与える希望

 瀬谷ルミ子(せやるみこ)さんは1977年群馬県生まれ。中央大学総合政策学部・英ブラッドフォード大学紛争解決学修士。国連PKOや日本外務省・NGOの職員として兵士の武装解除や社会復帰を中心に紛争地の復興支援に携わる。2007年より、日本紛争予防センター(JCCP)事務局長。

 紛争地の少年兵について。

瀬谷 そのとおりなのですが、少年兵というのは加害者であると同時に、
   無理やり連れてこられたという意味では、被害者でもあるわけです。
   薬漬けにされたり、マインドコントロールされている。脅されて人
   を殺されてしまった子は、精神的にも崩壊しています。

 
 そうだろうな。しかし、過去、残虐行為をやった日本兵も、ごく普通のそこらへんの柔和なおっちゃんやった、ってことが多かったというが・・・また養護学校で「威嚇と暴力」を振るっていた人は、別に脅されていたわけじゃない。そしてその中の多くは極めて精神状態は健全だったのだけど。(出世するくらい健全)まあ多数者がやれば教育となり、少数者がやればマインドコントロールと呼ばれる、ってのは事実だから、教育によってそうする分には、精神は崩壊しないのか。

瀬谷 大使館に数名のチームはありましたが、交渉は最終的には大使と私
   でしたね。日本には、紛争解決に携わる専門家の層が薄い、とその
   とき実感しました。興味がある若い人は多いのですが、ほかの国に
   比べて育成の仕組みが整っていない。
(中略)
瀬谷 私一人ということはないですけれど、結局、外交分野でも、たとえ
   ば外務省が紛争解決など分野ごとのスキルをもつ人材を確保なり育
   成して、イシューについての専門性を高めていくという仕組みがい
   まの日本にはないんです。アフガニスタンに私は外務省の職員とし
   て2年間だけの契約で行ったのですが、私が辞めたら、そのノウハ
   ウは組織や現地には残らなかった。いま、日本はアフガニスタンに
   対し、武装解除後のタリバンの和解再統合支援を行なっているので
   すが、当時のノウハウに基づいてというよりは、現場でゼロから始
   めているんです。


 私は、特別支援教育においては「スペシャリストよりジェネラリストを」と考えているけど、そのジェネラリストも実はジェネラリストとしてのスペシャリストというような気はする・・・
 で、その育成システムは「無い」

 ○○センターとかいうところでも、職員は結構1年契約とかで、ノウハウとか全然引き継がれていってないみたい。そして職員になった人自身が困って、自腹を切って研修を受けたりしているケースが多いのを知っている。

 でも「だから地位を安定化して勉強してもらう」という方法がいいか?と言うと、教師の地位は安定しているけど、特別支援学校や特別支援学級の教師の知識・技術はちゃんと積み重ねられていってるか??

 どうすりゃいいんだろうね・・・

 9.11後のアフガニスタンについて

瀬谷 アフガニスタンの場合は、少し特殊な事情があったんです。9.11
   のあと、最終的にタリバンと民兵以外の軍閥は、すべて国軍に統
   合されていったのですが、それまでは日本の戦国時代のように争
   っていた勢力なので、まったく統制がとれていなかった。軍閥が
   各地に群雄割拠していて、対立を繰り返していたのです。そうし
   たなかで、それぞれの軍閥司令官は武装解除に応じる条件として、
   知事や大臣のポストを要求することもあった。そうした情報も大
   統領に伝えていました。


 やっぱり、戦国時代にいきなり「優秀な武器を手にした」という状況なんやろな・・・
posted by kingstone at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10月17日(金曜日) 紫の紅の滴り花におちて成りしかひなの夢うたがふな(みだれ髪)

 おはようございます。

 台風一過のめっちゃいい天気です。



ーーー与謝野晶子 みだれ髪よりーーー

臙脂紫

紫の紅の滴り花におちて成りしかひなの夢うたがふな

「紫の紅」どっちやねん!

 で、それが「かひな(腕)に成る」??

 う〜〜ん、ようわからん。でも夢ってのは、鉄幹を腕で抱きしめることやろな。

 新潮文庫



 しかし、kindle(電子書籍)版は無料です。


posted by kingstone at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする