霞んでます。お日様の力も少し弱いみたい。
ーウォーレン・バフェット 成功の名語録 桑原晃弥著よりー
「慈善事業の人材を探すのは、投資の人材を探すよりもさらに重大です」
これはバフェットが自分で運営していた慈善事業の財団の資金運用をビル・ゲイツに任せた時に言ったのかな?
もちろんよくわかる。で、「投資の人材を探す」のも難しいのだ、という話が前提になってるよね。バフェットの師ベン・グレアムはこう言ってるって。
「決して自分の事業を他人任せにしてはならない」
まあ、これは「自己責任」の原則ではあるわな。で、もし何かまずいことが起こった時は、他人のせいにせず「自分の責任」と考えるためにもね。
で、任せる場合は次の原則がつくと。
・彼のやることに対して、注意を怠らず、かつ充分に理解することができる。
・その人の誠実さと能力に絶対の信頼が置けるという並々ならぬ確証がもてる。
これ、特別支援教育を担当する方にいろいろお伝えする場合はどうなるだろう。たぶん「投資」よりはよっぽど簡単だと思うのね。で、
・最初は特性などを説明し、その方が相手の子どもを理解できるようにし、また最初は理解できなくても「(担当者の)具体的な行動の仕方」「支援グッズ」などを用意し、なるほどこういうことか、とだんだん理解できるようにする。
・一般の方が誤解しやすいポイント・傾向というものはあるから、それを私が理解し、担当者がそこにはまってないかは注意深く見て行く。はまっている場合は訂正する。
・その人の誠実さと能力はまあ一般的なレベルであると確証がもてる。(もてるよ)
それから教材・教具については私、以前は「プリントばっかりやってたらあかんで」と口でいい、一度簡単な操作する教材を作ったけど、あとは「口だけ」だったのね。でもなかなか工夫しては頂けなかった。
で、最近、もうプロトタイプをがんがん作ってお見せし、使って頂くようにしたら、なんか他の部分でも具体的に操作する教材を工夫して下さるようになってきてる感じがする。やはり「口だけ」では想像できなかったんだなあ、と思います。つまりみなさんがして下さらなかったのは「私の責任」であったと。
で、そういうふうにやって初めて「あっ、このプリントはこう使ったらいいんだ」みたいなこともわかってくるようになるしね。
つまり「相手が信頼できる」かどうかについて、こちらが「相手が信頼のおける行動をして頂けるように、きっちり伝えているか」の部分が、少なくとも特別支援教育の場面では大きいような気がする。「投資」に関しては私にはよくわかんないけどね。
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