ヒッグス粒子に関してCERNの発表からこちら、いろんな番組が放映されましたが、さっぱり意味がわからない。で読んでみましたが、やっぱりわけわかんないや(^_^;)
高校時代とかに量子力学のブルーバックスとか読んでましたが、当時と今と全然解説の仕方も変わってますね。そりゃそうか・・・
「1980年代から1990年代にかけて素粒子の標準モデルが確立してきた」とこの本にも書かれていますが、それ以前だもんなあ・・・
ということで、わけわかんなかったシリーズ。
「原子核は原子の中で非常に小さい存在であるということです。野球場を原子だとすると、丁度ピッチャーマウンドにある1円玉ぐらいの大きさでしかないのです」 すっかすか、ってことですね。
次は原文が探し出せないけど
「光には質量は無い」 どへへへ。「光は粒子でもあり波でもある」という説明は聞いていたけど、「粒子」であるなら質量があるのかと思っていた。
加速器の説明で、1.5Vの電池の両極から電線を伸ばし箔を向かい合わせることで「電子を飛ばす加速器」を作ることができる、とある。へえ。でも箔の距離とか、真空にする、とかの条件がいるのかな?でもってこれで電子を光速の0.2%程度のスピードに加速できると・・・光速の0.2%・・・速いんだろうけど、遅いなあ・・・
で、著者は量子力学は「ウソの世界」と解説してはります。「ウソ」ってのは大胆な言い方だけど、「あり得ない」ことが起こる。(って、それは既に「あり得る」ことになってるわけだけど・・・)ただし、それは大変短い時間であると。そして(粒子の)寿命に反比例する。
例えば電子は寿命が無限大だからピシッと1点(511KeV)に集まるけれど、Z粒子の場合、91GeVという質量を持っているのに非常に短い時間しか存在しないからウソをついていい・・・なんのこっちゃ・・・
それからまたわけのわかんないのが
「力を伝えている素粒子として4種類のゲージ粒子があります」 粒子が力を伝える・・・
しかし、ヒッグス粒子が「粒」というより「場」という感じ(?)なのと同様、なんか「粒」のイメージと違うんだろうなあ・・・
「この『真空の編極』を扱う量子論の計算では、あらゆるものが発散(方程式を解くと無限になってしまって解を持たない)してしまうのが問題とされてきました。その矛盾が起きないように、発散する量を全部『繰り込む』、つまり数式から消してしまうことによって、無矛盾に取り扱うことができるというのが朝永先生の繰り込み理論です。『繰り込み』というと格好いいですが、基本的にはあきらめの哲学とも言えるでしょう」 おお、わけわかんないが、かっこいいぞ。
スプリング8の見学に行きたくなってきた。
posted by kingstone at 00:06|
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