私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年05月02日

SOWERでの7か月を振り返る

 現在、入院中です。

 時々書いているSOWERさんでのこと。ちょっとまとめておきます。

 SOWERは昨年の10月から「児童デイサービス」を始められました。
 私は8月頃に理事長さんに面識を得ました。
 理事長さんは、それ以前から地域で長く、モンテッソーリ幼児教室とか塾とかいろいろな機能をもった空間を提供して来てはりましたが、10月から「児童デイサービス」を始めるにあたって、子どもたちも増えるし、職員研修体制のこととかいろいろ考えてはったようです。

 9月に一度私を呼んで下さいました。その時はあるお子さんの様子を、動画を撮影しつつ見ただけ。(ほんの少し、関わりましたが)

 帰宅後、動画編集、分析、意見書、報告。

 次にあるお子さんと急に関わることに。事前情報、その時のスケジュール、一切情報無し。結構「まずい」状態もみなさんにお見せしました。で私、もう2度と呼ばれないだろうなあ、と思いつつも意見書を書き、報告。

 でも次も呼ばれ、とりあえず自立課題学習をそのお子さんとやってみせ、2セッション目は理事長さんにやって頂きながら、時々介入しました。(1種のOJTですね)

 その時も意見書、報告。

 ここまで、私は一期一会、次回は無いもの、という感覚でおじゃましていました。

 そしたら10月から継続してつめて通わせて頂けることに。

 その後、やってたことは、1人ずつ「記録を読む」「本人を見る(関わる時もあれば関わらない時もある)」「意見書を書く」で、具体的提案は3つ以内。で途中、やりながら、なんかどの子に対しても同じことを書いてるのじゃないか、と「ワンパターンやなあ」と笑いそうになりました。

・スケジュールその他でみとおしをつける(時間の流れがわかる)
・ハードルを下げる
・自立課題学習(音声言語の指示なく、見てわかる環境でひとりでできる)も取り入れる。(これは「確実にできることを探す」にもつながる。

 あと、「音声言語のやりとりでわかってるように見えるけどわかってまへんで」っていう子も結構いました。

 で、10月〜12月の3か月間は「一般論の講義」は一切しませんでした。

 1月からは「一般論の講義」も入れました。

「最近の研修の記録(表題のみ。一部リンク)」

 しかし一般論ではありながら、はしばしで目の前のSOWERのお子さんにその一般論がどう現れているかも説明しました。研修の後半が事例報告的になり、かつ自然発生的に、みなさんとの質疑応答や感想が事例検討的になっていきました。

 私の言っていることが、SOWERのスタッフのみなさんにすっと理解して頂けたわけではありません。やっぱりすごくわかりにくかったみたいです。2回目に「説明はよくわかるけど頭がついていかない」とかいう感想もありましたし、4回目くらいに「やっとkingstoneさんの言うことがわかってきた」というような感想も頂きました。

 たぶん現場でもトラブルがあればひとつひとつ協力して解決していってた、ということもあってみなさん耳を傾けて下さったと思います。

 また、中には「憤然」とされる場合もありました。しかしそういう場合の「反論」は、昔の新人Aさんや新人Bさんの時もそうであったように、私にとって大歓迎でした。で、たぶん私が直接対応した「反論」以外にも理事長さんの、私の知らないところでの「とりなし」なんかもあっただろうと思います。

 1人ひとりに対する意見書書きと同時に、子どもたちがいる時は私が現場をふらふらしている、というスタイルはかなり定着していきました。

 4月に入って入院することが決まり、ひとまとめやんなきゃ、とか10月に始まって、新しいお子さんがどんどん増えて来ているので、「ちょっと見にはわからない、でも配慮が必要なお子さん」についての対応とか、まあとりあえず私がいなくても回るだろう、というところにもって行けたかな・・・?

 最後の2週間ほどは、具体的な教材作りも結構しました。「プリント学習もいいけど、それ以外に『物』を操作してできる教材」とか、アドバイスはしても、みなさんの頭の中にはなかなか具体的にはアイデアは浮かびにくいようです。それを現実の形にしてお見せする。もちろん「うまくいく」ことばかりじゃなく、結構「うまくいかない」こともありました。しかし、それがめちゃ面白い。次のヒントになります。

 あるお子さん用に(でも他のたくさんのお子さんに応用できる)、ジップロックの小袋にそれぞれ「1」「2」「3」と数字を書いた紙を貼り。その数字の数と同じだけのビー玉を入れてもらう、という意図の教材を作ってみました。最初にスタッフさんに「『2』からを一度やって見せてあげて」とお願いしました。

 するとそのお子さん、他の「1」と書かれた袋にも2個入れました。後ろにひいていた(つまり「自立課題学習『的』」にやっていた)スタッフさんと小声で「これはもう今回はこれでいいことにしよう」と話合いました。

 で、翌日みなさんに記録と今後の方針を書いて出しましたが・・・いやあ、「2個を入れた」のが「私の指示で」と書くのが抜けててまるでスタッフさんが「指導に失敗した」ように読み取られたようで、お腹立ちになったみたい・・・(^_^;)

 私書いたつもりだったんだけど、抜けてました・・・まあもう入院を前にして、やることが多すぎて、お怒りをとく時間は無いなあと判断し、それはそのまま次々仕事をしていきました。

 そしたら、SOWERでの最後の最後の研修のあとに、そのスタッフさんが、私にそのお子さんのことを相談しに来て下さいました。あの次の回、そのお子さんが「あの教材が楽しかった」とスタッフさんに言ってくれたそうです。

 確かにそのお子さん「1」と書いた袋にも、「3」と書いた袋にも、2個ずつのビー玉を入れたんだけど、それは私達にすごく大事なことをたくさん教えてくれてるんですよね。で、それに合わせ、こちらはどんどん工夫していけば、そのお子さんの見ている世界も理解できるし、また「できる」ことで「わかる」ことを増やしていけるんですよね。

 ゲーリー・メジボフ「我々に失敗はない。ただ学ぶだけだ」
 濱口優@よゐこ  「失敗やない、成功の途中や」

 そういうこっちゃろ、と思います。
 で、この7か月間を通して、やっぱりOJT(直接目の前のお子さんとの関わりの中であれこれ教えてもらう)って大切だよなあ、というのを再確認しました。

 みんなどうしてるかな。
 まあ今後の見通しは立たないんですけど、元気になったら、また行かせてもらいます。

サバイバル登山家 服部文祥著



「サバイバル登山家」 服部文祥著
           みすず書房

 まだ読んでません。
 友人が贈ってくれました。
 短いエッセイを集めた本なので、明日の朝からウォーレン・バフェットはちょっとお休みして、1つずつ読んで、その中の言葉と、それについての感慨を書いていこうと思いました。

 Wikipediaによると

服部 文祥(はっとり ぶんしょう、旧姓・村田、1969年 - )は、
     日本の登山家。神奈川県横浜市出身。1994年、東京
     都立大学フランス文学科卒業。山岳雑誌『岳人』の記
     事連載を行った。
    「山に対してフェアでありたい」という考えから、
    「サバイバル登山」と自ら名付けた登山を実践する。
    「サバイバル登山」とは、食料を現地調達し、装備
     を極力廃したスタイルの登山を指している。

 
って方だそう。まあフェアってのは、何がフェアかはわかりませんが・・・でも「美」とか「美意識」とかはそーゆーもんだろうなあ・・・

   追記 下の動画を見て思ったこと。そりゃ「フェア」かどうかは置いといて、
      これは「おもろい」わあ・・・なお町中のいろんな「壁」を登るのは
      私もかなり長いことやってたな。

 YouTubeに「情熱大陸」の動画がありましたが、さて、いつまで公開されてるかな・・・


posted by kingstone at 19:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5月2日(木曜日) それらをすべてかわそうなどという計画の前途に待つのは、災厄だけなのです

 おはようございます。

 とてもいい天気です。


ーウォーレン・バフェット 成功の名語録 桑原晃弥著よりー

「ビジネスという道路は穴ぼこだらけです。それらをすべてかわそうなどという計画の前途に待つのは、災厄だけなのです」

 この話は主として「だから借金をたくさんしてぎりぎりの状態(少しでも経費がたくさんかかったり、計画通り調達や生産や販売ができなかったりしたら実現不可能であるような)で、穴ぼこがまったくない道路を進むような計画を立てたら失敗するのは目に見えてるよ、という意味で言われてる。

 そやなあ。この「ビジネス」というのを「人生」と変えてもいいよな。穴ぼこをかわせるものはかわしたらいいし、埋めたりするのも、しばらく立ち止まるのもいいだろうし、あとゆっくり穴ぼこに入って行って通り過ぎるのもいいかもしれない。そういうもんや、っちゅうことですね。
posted by kingstone at 06:24| Comment(2) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする