2006年7月15日 初版
矢沢「やるべきことがあるからうれしいんだっていう人は、理屈なんてないんだよ。ただやってんだよ。ひたすらやってんですよ。理屈言ってる奴は、僕、嘘だと思う」
矢沢「だから僕、ビートルズの本を読んで一番感じたところって、どうやって契約を交わしたのかとか、そこからマネージャーのブライアン・エプスタインとどういう取り分を決めてとか。そのほかにもどうのこうのっていうのを知ったときに、『すげぇな』って。もう、そこでギラッギラッ輝いている自分がいたのね」
矢沢「でもねえ、音楽も同じですよ。僕も同じ。海の向こうはもう、本場中の本場。向こうへ行くと、『うわあーっ、すげえ、出る音、出る音、なんでこんなにすごいんだ』って思った。でもその後、彼らと一緒に酒飲んだりレコード作ったり、ライヴの話しをしたりしていくうちに、いろいろ見えてくる。見えても、やっぱり彼らはすごいことはすごいんです。すごいことはすごいけど、ちょっと待てよってことも見えてくる」
矢沢「それでね、『NO』だから『NO』ですよ、『NO』。『NO』をはっきり言うとね、尊敬してくるんですよ。尊敬の念を持ってくる。『こいつにはちゃんと話さなきゃ、話が通らないやつだな』ってことをはっきりと認識するんですよ」
矢沢「好きじゃなきゃ、ダメなんですよ、やっぱり。好きじゃなきゃ、なんなんですか。仕事?そらぁ、たしかに仕事なんだけど、仕事だけじゃダメなんですよ」
あり?引用、矢沢永吉ばっかりになった・・・
ラベル:本