現在、子どもたちへの普及・指導で注目されている方とのこと。
で、いろいろ紹介したいことはあるけれど、池上さんがジェフ市原(現、ジェフ千葉)時代にイビチャ・オシム監督としたやりとりだけ、まずは紹介。
オシム「日本の選手は従順すぎる。欧州の選手はコーチから右へ行けと言われたら、わざと左へ行くよ」
池上「小学生にどんなことを教えたらいいですか?」
オシム「(目をギョロリと見開き)サッカーのやり方を教えてはいけない。サッカーをやらせろ」
おおお、かっこいい!!
これ、いろいろ使えるよね。
「算数のやり方を教えてはいけない。算数をやらせろ」
「コミュニケーションのやり方を教えてはいけない。コミュニケーションをやらせろ」
「買い物のやり方を教えてはいけない。買い物をやらせろ」
「遊びのやり方を教えてはいけない。遊びをやらせろ」
もちろん、最初にやり方・段取りを伝える必要のある人ってのはたくさんいるんだけど、それは早急に「実際にやる」につなげなきゃいけない。でないと結局一見「ボトムアップ」の授業をやっているように見えて、実際には何も役に立たないものになってしまう。
オシム「日本のコーチはなぜ選手にもっとゲームをやらせないんだ?」