めっちゃいい天気。
ーウォーレン・バフェット 成功の名語録 桑原晃弥著よりー
「リスクとは自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです」
どうなんやろ。最近、リスクマネジメントとかいう言葉を良く聞くし、その意味でのリスクとバフェットさんの言うリスクは違うような気がする。ってか、バフェットさんの使い方の方で私なんかは覚えていたけど。
リスクマネジメントで言うリスクというのは「まずいことの起こる確率」みたいな感じで、バフェットさんの方は「まずいことそのもの」という感じ。
で、この「自分が何をやっているかよくわからない時」っての、ほんまやと思う。例えば通常校での授業の指導案でも最初に
「児童観(今、目の前にいる子たちはこんな子たちである)」
↓
「教材観(この教材はこういうふうに考えることを助けたり、○○を身につけさせることができる)」
↓
「指導観(だから、こういうふうな指導をしてかくかくしかじかのことを身につけさせたい)」
とかを書き、そこから具体的にどんな発問をし、子どもたちの動きを予想し、どんな教材・教具を呈示し、みたいなことを書いていくわけです。
「自分が何をやっているか」を考え「そこで何が起こるか」を予想し、そして現実の場では「そこで何が起こっているか」を感じつつその場で自分の動きを修正したりしていくわけです。
しかし・・・少なくとも特別支援教育の場で最近いくつか学校の授業を見る機会がありましたが、先生方、いったい自分が何やってるかわかってない・・・例えば「問題行動(行動問題でも行動障害でも何でもいいです。そんなこまけえことに私にゃどうでもいい)」を強化してるだけ、とか。で、それに全然気づいてない・・・「問題行動」を身につけさせてどないすんねん・・・
常に「私はいったい何をやっているのだろう」「ここでいったい何が起こっているのだろう」と意識し続けることは大切だと思います。(でも、具体的にどこを観察というか、見ていけばいいか、を習っていないとむつかしいかも・・・)
でもね・・・通常校の指導案でも最初に「児童観」が来るのよね。特別支援教育でも一緒だよね。で、そこに「特性」とかしっかり入ってこないといけないはずだし。
あっ、それから、こんなこと書いてても、私自身、お子さんに関わってる時って「かなりやりとりを意識」してるほうだけど、それでもわからない部分や、無意識に出している刺激とか、お子さんの反応の見落としとかあります。だからこそ「準備」「シミュレーション」そして他者からの観察・ビデオ撮影とかが必要になるんだよね。
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