私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2013年03月11日

タッチ あだち充著



 ワイド版で全11巻。

 昨日、古本屋さんに行ったら、全巻揃いが3300円で出てたので買ってしまいました。

 私、古いコミックスで、25年くらい前に、やはり古本屋さんで全24巻を買って持ってたんですが、倉庫に入れておいたら母に勝手に捨てられてしまったのです・・・(; ;)

 確かに「ゴミ」も一時的に置く倉庫ではあるのですが・・・

 この度、ついに再び買うことができました。
 でも、今アマゾン・マーケットプレイスを見たら、1500円から売ってますね・・・まっ、いいや。

審判が信用できないなら、野球なんかやめちまえ(タッチを道徳教材に)
ラベル:漫画
posted by kingstone at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

審判が信用できないなら、野球なんかやめちまえ(タッチを道徳教材に)

「タッチ」を道徳教材として取り上げた思い出。

 取り上げるに至った状況。

 通常校、通常学級3年だったか、4年生だったか・・・私の学年は3クラス。クラス対抗サッカー大会を間近に控え、クラスの子どもたちは「kingstone先生は、この学校に来てから、クラス対抗スポーツ大会でまだ優勝したことがない(お兄さん、お姉さんから聞いて子どもたちはちゃんと知ってるわけです)。俺たちの手で初優勝させるんだ」とが燃えに燃えていた。(まじで・・・(^_^;))

 ところが我が学年の学年主任の先生は何というか・・・非常に問題のある先生だった。自分の思いだけで授業をし、子どもを置いてけぼりにしやる気をなくさせる。あるいは家の事情で学校徴収金を持って来ない子に対し、「お前の親は悪い親だ」と子どもに向かって言う・・・etc.

 で、サッカーの学年合同練習の時も審判として笛を吹くのだが、全然子どもたちが納得できない笛を吹く。(子どもたちが納得できない、というより、どう見ても変な笛)で、我がクラスの子どもたちから「あの笛では戦えない」とその先生に対する抗議行動が起こりそうな雰囲気だった。

 この雰囲気はまずいなあ・・・と考えた。で道徳の授業でこうやった。

「タッチ」あだち充著の小学館サンデーワイドコミックスで言えば11巻(最終巻)p40~P41の見開きのコピーを人数分用意する。

 この場面は夏の甲子園、県大会決勝、明青学園高校(先攻)対須見工業高校(後攻)
 延長10回の表に、上杉達也のホームスチールで1点勝ち越し。
 10回の裏、須見工業の攻撃。タツヤも一人で投げてきてもう力も残っていない。1アウト二塁でバッターが痛烈なピッチャーライナー。タツヤは取り、二塁に投げたがが微妙な(明青側にとってはアウトと思える)タイミングでセーフ。
明青ナイン「あ、あれはどう見てもアウトですよね。監督!」
 柏葉監督「 」
明青ナイン「ね!」
 柏葉監督「おれは審判じゃねえ。」
明青ナイン「で、でも、あれがアウトなら甲子園なんですよ!」
 柏葉監督「審判が信用できないなら、野球なんかやめちまえ」
明青ナイン「で、でもお」
 というシーン。
 次は新田明男に回る。

sinpan.jpg

 このコピーを配ると教室が「ウオーーッ!」とどよめきました。

 で、「じゃあこの場面、どんな場面かみんなに説明できる人」と言うともう勢いよく何本も手が上がります。そこでクラスのリーダー格で少年野球のレギュラー(学年は低いのですがうまかったのです)をあてました。彼は上記のようなことを丁寧に説明してくれました。

 で、「な。こういう時、審判は絶対なの」とかいうふうに話を持って行きました。

 あと「勝ったら嬉しいよなあ。でも勝った時喜び過ぎても相手に悪いやろ。そやからニコッとする程度にね。また負けたら悔しいよな。でもそういう時もニコッとしていような」みたいな話もしたかな。

 いよいよ、クラス対抗サッカー大会。
 3チームか4チーム出て、我がクラスが圧倒的に強くて優勝しました。しかしリーダー格の子のチームはやはり予想通り「学年主任の笛」で負けました。(これが無かったら完全優勝だった)もうめちゃくちゃ悔しがっていましたが、抗議行動は起こりませんでした。
 いや、まじな話、あの授業をしてなかったら、やばかったと思う・・・




 
posted by kingstone at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3月11日(月曜日)  最も危険な言葉「他の誰もがやっている」

 おはようございます。

 今日は本当にいい天気な感じがしますが・・・
 なお、ここ2日ほどパッチを脱いでましたが、今日ははきました。


ーウォーレン・バフェット 成功の名語録 桑原晃弥著よりー

「他社が問題含みの行動をしているから、わが社が問題含みこ行動をしても大丈夫と思わないように。ビジネスの世界で最も危険な言葉は、五つの単語で表現できます。『他の誰もがやっている』(Everybody else is going it)です」

 これビジネスの世界のこととして書いてはるけど・・・自閉症関連業界でも一緒やわなあ・・・

「他のところが威嚇と暴力をやってるから、わたしんとこがやってもいいと思わないように」

 これまじ。

 ある施設で自閉症(たぶん、だけどね)の人の上に乗って押さえつける、というのがネットに出てきて問題視された時、たぶん施設で働いている人が「そんなことするの当たり前じゃないか(何をしろうとは言ってるねん)」みたいな意見がネットでも結構出てたような記憶があります。

 私も現場にいた者として、ある条件のもとでしかたなくそうする場合があることは認めます。しかし、それが頻繁にあるようなら絶対に環境調整やコミュニケーション手段がおかしい。そして「上から乗って押さえつける」のが当たり前だとされている施設では環境調整やコミュニケーション手段が整えられておらず、職員研修も(形だけはされていても)きちんとしたものはされていないでしょう。

大阪の知的障害児施設虐待事件続報

 こちらでも施設長は
「石井芳明施設長は「隣の子のおかずを取り上げた子に対して手の甲をたたくことは虐待だと思っていなかった。認識が甘く、子供たちに対し深く反省している」と述べた。」

と言っています。自閉症の方への対応について何も適切なことを学んでなかったことは明白です。で施設長がこれだったら職員がどうなってたかも想像はつきます。そして『他の誰もがやっている』と思っていたでしょう。もちろん「優しく」「愛情豊か」であっただろうとは思います。別に「鬼」でも何でもありません。


 また私自身の直接体験としてこんなことも。
「指導主事に相談をかけてみたが」

 つまり、指導主事さん自身が「威嚇」の人(暴力のほうはわからない)だったのだから、他社どころか指導的立場の人を見習えば「威嚇」にならざるを得ないという・・・『他の誰もがやっている』

 しかしなあ・・・初めてやって来た教師や職員が何もわからないのは仕方ないとして、指導主事がそれではいかんやろ・・・で、だからこそ私は現場教師の責任にしたくないわけ。

 また「kingstoneの言うことは嘘ばっかりや!!」と町の横断歩道で怒鳴りつけてきた別の指導主事もいたけどね・・・


posted by kingstone at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月10日のつぶやき












































































posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする