「中国嫁日記」を書いている井上純一さんが奥さんの月(ゆえ)さんと日本語学校・日本語にまつわる話を書いた本。
井上さんってコミケでフィギアを売る人としては有名だったそうですが、漫画家としてはメジャー誌に載ってるわけじゃないのに、この月さんとのあれこれを漫画で描いたブログで火がついたのかな?で、下手にメジャー誌で描くよりコミケで売った方が儲かるとかいう状態からあれよあれよとメジャー出版社(??)からも何冊も本が出るようになったという・・・
私もお金が無かったので、ブログでだけ楽しませて頂きましたが、この本は「ことば」について面白そうだったのと、少しは本代が出せるようになったので買いました。
いろいろ面白かったのですが、「ペ・ヨンジュンが日本で売れたのは、竹中直人がハリウッドでイケメンとして売れたみたいな感じ」というのは井上さん(で月さんの友達のソンヒ君)がネタもとだったんだな。
しかし日本の日本語学校にたくさんの外国人(月さんの通った所は中国・韓国・モンゴルが多い)が、いろんな夢を抱いてやって来る、日本が好きでやって来る、というのはありがたいことやな。でも東日本大震災の後、生徒がほとんどいなくなってしまった状態になったそうですが・・・
今はどうなんだろう・・・
で、最後、月さんが書いた後書き(原文ママだそうです)を読んでいるうちにふいに涙が出てきたのは何なんだろう??全然泣かせる内容のことなんか書いてないのに・・・
ラベル:漫画 日本語 中国語