公式ホームページから引用
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四国の小さな町で起こった<奇跡>の実話
徳島県の山間にある上勝町。四国で最も人口が少なく、高齢化の進んだこの町は、希望という言葉とは無縁の典型的な過疎地だった。しかし、あるとき奇跡が起こる。ひとりの農協職員が、山で採れる葉っぱを料理の<つまもの>として販売することを発案。70代、80代の女性たちを主戦力に事業を起こした結果、年商2億円以上を稼ぎだすビッグビジネスに成長。町はうるおいを取り戻し、人口増加を記録するまでに変貌を遂げたのだ。
本作は、その実話から生まれた物語。つまものビジネスの立ち上げに関わった女性たちが、自分を変え、町を蘇らせ、生きる喜びを未来につなげていく姿を、オール上勝町ロケで描いた心温まる感動作だ。
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これ、実話部分ってどのくらいなのかなあ・・・
もちろん「葉っぱビジネス」を成功させたことは間違いのない実話。
で、映画では邦画ではおなじみの「怒鳴ったり」「肉弾戦があったり」が描かれているんだけど・・・
実は、もとになった話はあるだろうけど、もっとモゴモゴ言い合ったり、肉弾戦はなかったりじゃないかなあ・・・とは思います。
いやもうねえ・・・最初の方から私自身はうるうるしっぱなし、泣きっぱなしと言うか・・・
実は私はリアルでは「怒鳴ったり」「怒鳴られたり」まあ肉弾戦はやらんけど・・・そんな自分に重ね合わせて見てしまいました。
冷害の被害にあい、しかも過疎化・高齢化で八方ふさがりの状況で、農協職員がなんとかしたいと思って提案するけれど、「そんなことするより補助金取って来い。お前なんかよそもの。土地のことなんかわかりゃしない。出て行け」とか言われる。しかしそれに高齢の、それこそ邪魔扱いされてるようなおばあさんたちが協力する・・・
補助金ねえ・・・なんつーか商売で立ち行くようにしたいよねえ。私が今頂いているお金は、おめめどうからはまったくの商売から、SOWERさんやヘルパー事業所さんの場合は「補助金」という名前じゃないけど「税金」から出ているお金であることは間違いないな。商売で儲けたいもんだが・・・
でね、農協職員とおばあさんたちが、徳島の料亭に料理を食べに行き、料亭のおかみや板前に変な冷やかし、あるいは変な売り込みと「誤解(??誤解と言っていいのかな??よくわからない)」されるところがあります。完全に見下されます。そこで吉行和子が板場に怒鳴り込み、しかし本心を告げ、おかみと板前が協力してくれるところがあります。
先日、私、ある事業所に営業に行ったのですが、完全に見下されました。まあ、その時、私は怒鳴りはしませんでしたが(いや、そうか??結構相手の若いのがあほな一般論を言ったので、激しく反論したから、相手は怒鳴られたと感じたかもしれない)、まあ「今までに無い」ことを始めようとすれば、そうなるもんやと思います。
ってな具合で、もう身につまされ、身につまされしながら見てました。
結局、この葉っぱビジネスは、現在年商2億円以上に育ち、村に若い人が帰ってくることも起こっているよう。話のもととなった事業は今、会社になってますね。
いろどり
以前、報道ステーションで見た時は、おばあさんがトラックボールをあやつり、パソコンでネットで送られてくる売り上げを確認しているシーンがありました。今回の映画の本編でも出てきます。また、最後のスタッフロールの脇に実在のおばあさんたちの写真が出てきて、そのトラックボールつきパソコンも出てきました。
で、最後のほうにタブレット端末を使っている写真(動画もあったかな?)が2例出てきました。こっちに記事がありました。
上勝町 いろどり ドコモ タブレット
Androidタブレットが上勝町葉っぱビジネスいろどりに採用される
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ラベル:映画