雨ですね。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
金剛経にある言葉らしい
過去心不可得 現在心不可得 未来心不可得
(過去の心はつかめぬ、現在の心はつかめぬ、未来の心はつかめぬ)
徳山和尚(無関門によくエピソードが出てくる)はもともと金剛経の学僧だった。で南方で「教化別伝」(教典や教理の束縛を受けず、直接体験によって、 心から心に伝えることが大切である、とする教え)の禅というのが流行ってるらしい、ひとつとっちめてやろう、と南へ旅に出た。で、茶店で休み、老婆に点心を請うた。すると老婆が言った。
「聞くところによると「金剛経」には「過去の心はつかめぬ、現在の心はつかめぬ、未来の心はつかめぬ」という句があるそうですが、あなたの言う点心はいったいどの心に点じようとなさるのか」
徳山和尚は答えられず、これは近くにすぐれた禅匠がいるのでは、と思い、五里ほど離れた龍潭禅院を尋ね、龍潭和尚に出会う話に続いていくわけです。
子親到龍潭(おんみしたしくりゅうたんにいたれり)
5月5日(土・子どもの日) 私はずっと示している
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