
お子さんにしろ、成人の方にしろ、「おもろいやん」「へえ」「ほお」って思えるなら、別に診断名もクソもないのよね。
で、でも「こまった時」ってあるわけ。これも誰が困ってるのか、って問題もあるけどね。まあたいてい、周囲の人が困っている時ってご本人がもっと困ってる。
さて、その時、どうするか?だけど、診断名(障害名)があるなら、そこから一般的な特性で予想できるものはある。個別の特性ってやつは、その方の記録なり、おつきあいなりさせて頂かないとわかんないけどね。(ここで・・・診断名の無い場合、ってのもあってやっかいだけど・・・もうそうなりゃ私なんかは診断はできないから、仮説をいっぱいたててうまくいきそうな手立てを考えるしかなくなるけどね)
で、そこから手立てや、こうしよう(あるいはしない)という対応が導き出される。
で、やってみて、うまくいかなきゃまた考える。
で、いろいろやってみてうまく行きだしゃあ、また平和に楽しく「おもろいやん」「へえ」「ほお」で、日々過ごせていく。実際そういう時は診断名(障害名)のことなんて忘れてるし。(注・手立てがいらなくなる、という話じゃありません。いらないならご本人が使わないようになりますから、それまでは使い続ければいいだけ。診断名の無い人だって、今、手帳を使ったり、スマートフォンを使ったり、などの手立てを使って自己管理してはるだろうし)
よく「私は診断名(障害名)で人を見ません」「診断名(障害名)で人を見るな」とかおっしゃる方がおられるけど、いや、それでうまくいってるなら別に何も言うことはありません。ただし、「支援」する立場だったり、「支援者の相談にのる」立場だったら、あまり簡単に他人に言えることではないような気がするな。そんなこと言わなくても、「うまくいく」ようにしたら、その時点でそうなるはずだし。
やっぱり、支援者にはちょこっとした知識は必要やで。
図がバージョンアップしました。
右回りにしてカラーにしました。
