おはようございます。
薄曇り・・・単なる霞かなあ??
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
「松源三転語」のひとつ。
開口[因甚]不在舌頭上(開口(かいく)[なんによってか]舌頭上にあらざる)
無門関には「因甚」はなく、葛藤集にはある。
噺家の三遊亭円朝が山岡鉄舟に会った時のエピソード。鉄舟は円朝に「桃太郎」の話を請うた。円朝が演ったところ鉄舟が「貴公は舌でしゃべっている。それでは桃太郎が生きてこない」と言う。円朝がどうすればよいか問うと鉄舟は参禅を勧めた。円朝が入門を請うと、鉄舟は即二階の一間に追い上げて座禅させた。一週間ほどして円朝は見性した。改めて鉄舟の前で桃太郎を語って印可された。鉄舟は円朝に「無舌居士」の号を与えた。
もちろん舌「だけ」じゃあしゃべれない。胸・腹含めた全身の筋肉、表情(これも筋肉か)、そして音以外のあれこれもいっぱい関係するよな。(ってそういう話じゃない・・・(^_^;) でも、そういう話だよね。脳神経の「つたわりかた、ありかた」を含めた。
posted by kingstone at 10:54|
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