いい天気です。めっちゃ寒い。長袖シャツを着ました。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
玄沙和尚は弟子たちに言った。
玄沙「諸方の師家方は、みなさん衆生を済度するとおっしゃるが、もしたまたま次のような三種の病人が来たら、どう済度したものか。盲目には木槌を取り上げ払子を立てて見せても見えぬ。聾には語言三昧も聞こえぬ。唖にはしゃべらせようとしてもしゃべれない。まあ、これをどう済度するか。もしこれらの人々を済度できぬというなら、仏法にはなんの霊験もないということになろう」
僧が雲門に聞いた。
雲門「礼拝せよ」
僧 「(礼拝して立った)」
雲門「(拄杖でついた)」
僧 「(退いた)」
雲門「君は盲目ではないな」
雲門「近くへ来い」
僧 「(近づいた)」
雲門「君は聾ではないな」
雲門「わかったか」
僧 「わかりません」
雲門「君は唖ではないな」
僧 「(はっと気づいた)」
これ「障害者サポート」やってる人だったらめちゃ簡単な話やんね?「できないところがある」なら「できるところでやりとりする」でおしまい。
それと後の雲門と僧とのやりとりは「今、ここ、のお前はどうなんだ?そんな仮定の話をしてもしかたないだろ」というやりとりにも見える。そう、「今、ここ」目の前のことをやっていきゃあいい。もし、そんなことを考えないといけないような事態になったら、その時、考えればいい、という話のようにも思える。
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