細かい雨が降って来ました。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
仰山和尚が僧に尋ねた。
仰山「近頃どこを発(た)って、ここに来たのか」
僧 「廬山です」
仰山「廬山から来たなら、五老峰に遊んだことがあるか(五老峰は景勝の地)」
僧 「行ったことはありません」
仰山「闍梨(禅門では「あんた」というぐらいの敬称)は一度も山遊びをしたことがないのなだ」
雪竇和尚の頌(?)
「仰山のこの語は、この僧を悟らせたいばかりの慈悲心から、落草の談をされたのだ」
どうも仰山があせって言い過ぎた、親切心を出し過ぎた、ということのようです。
ただ単に「そう、それは残念だったね」という話にも思えますが・・・
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