雨上がりです。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
麻谷(まよく)が師兄(すひん・しけい)の章敬和尚を訪ねて、いすのまわりを三遍回って錫杖をじゃらんと鳴らして立つと、章敬は「よしよし」と言った。
ところが同じ師兄の南泉は麻谷の覇気を許さず「いかんいかん」と否定した。
このエピソードを評して雪竇(せっちょう。980 - 1052)が
「古策風高し十二門、門々路あり空にして蕭索。蕭策にあらず。作者好求無病薬(作者好し無病の薬を求むるに)」
う〜〜ん、前二つのエピソードは、「同じことをやっても違う言われ方をする」って話でそれはよくわかる。でも、雪竇のほうは全然わからない。「古策」ってのは「父母未生の我」ってやつ。「十二門」というのは錫杖に12個の輪っかがついているのでそのことみたい。「空にして蕭索。蕭策にあらず」はまあ「そうであり、そうでない」しかし「作者好求無病薬」は、わからんなあ。「作者がよくて、無病の薬を求める」どういうこっちゃろ??
師兄・師弟(しけい・してい) Wikipediaより
同じ師父について修行しているもので、自分より先に拝師を済ませたものは師兄、後であれば師弟となる。そして、対象が女性なら同様に師姉(師姐)、師妹となる。
今日はTAS☆P定例会があります。篠山ですけど、行ける方は行かれたら面白いと思うよ。
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