いい天気。
涼しくなって来ました。一昨日までパンツ一丁で寝ていましたが、昨夜からパジャマを着ました。
ー秋月龍a著 一日一禅より kingstoneちょい変えー
代宗皇帝が慧忠国師(675年 - 775年、中国の唐代中期の禅僧)に尋ねた。
代宗「老師百年の後(寂後)、何かお望みの物がありますか」
慧忠「与老僧作箇無縫塔(老僧が与(ため)にこの無縫塔を作れ。私のために人工を加えぬ石塔を作っていただきたい)」
代宗「どんな形の塔かお示し下さい」
慧忠「(しばらくそのままでいて)おわかりですか」
代宗「わかりません」
慧忠「私の嗣法の弟子に耽源(生没年不詳)という者がいます。このことをよくのみこんでいますので、どうか後日召し出しておたずね下さい」
代宗は慧忠寂後、耽源を召し出して慧忠の真意を問うた。
耽源「湘州の南、潭州の北、中には黄金があって一国に満ちている。影ひとつない樹の下の乗合船、瑠璃殿に善知識はいない」
秋月さんによると耽源は「私がここにこうしてどんと座っている」ということを言いたかった、とのこと。
なるほど、よくわかる。でも、そうなら最初に代宗に「何かお望みの物がありますか」と尋ねられた時に「ない」と答えておけばいいような・・・
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