ユニクロの社長、柳井正さんの著書。元は2003年11月発行。文庫は2006年1月。もう6年も前。
題名の一勝九敗のは十やることの九つは失敗する、いや九十九敗かも、という気持ちを込めて書いてはります。確かにいっぱいいろんなことをやり、失敗もいっぱいしてはる。で、失敗した、と思ったらすぐに撤退してはる。
う〜〜ん、学校とか「失敗」とわかってもずっと続けたりしてないか・・・
まあ、柳井さんの下で働くのはかなりしんどいこととは思う・・・
柳井さんは商売と経営を分けている。で、お父さんの商売を継いで山口で服屋さんを始めるわけですが、紳士服店とカジュアルウェアの店をやっていたのを、紳士服の店は閉めカジュアルウェア一本にして成功していくわけだけれど最初は商売でしか無かったと書いてはりますね。
紳士服は一着は大きいけれど、説明し、採寸し、オーダーで作ると手間がかかるしそんなにたくさん売れない、と。
ふむ、そういう意味ではおめめどうについてはあまり参考にはならないな。おめめどうの場合はある意味、「説明し」の部分が大きいから。またカジュアルウェアは全国民の50%以上が対象くらいかもしれないけれど、おめめどうのお客様は全国民の1%の中のそのまた少数の人だもんな。
しかし広告は面白い。
「ユニクロの悪口言って100万円」とか。
あと
「社長・役員募集」の広告を出した時は「求めている人材とは正反対の人ばかり来た」ってのも面白い。まあでも広告効果は抜群だったと。
最初の頃のCM。
今
えらい違いやなあ・・・
あとスピードと実行ね。なるほど。
ラベル:経営 商売