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障害者のための iPad活用講座と体験会
に行ってきました。講義というかプレゼンは理事長の高松崇さん。
PDF資料は公開されています。こちら
http://npo-atds.org/atds_wp/wp-content/uploads/2011/12/ATDS_iPad_seminar.pdf
また詳しく報告したいと思います。とりあえず動画だけ。
ここ数日、書きたいテーマが多すぎて困ってます(^_^;)
で、とりあえずこのエントリのこと記録しておきます。
会場には受講者は5人くらいだったかな?
もうめちゃくちゃ勿体ない話しやなあ、と思いました。(プレゼン法や会の運営も面白かったので別エントリにします)
たぶん今回のこの講座、どういう内容か少しわかっていれば「来たい」って思う人、神戸を始め周辺でもものすごくたくさんおられたのじゃないかな。これだけの基本操作の内容、使用するソフト(ほとんど無料(フリー)のもの)も含め教えてもらえるところなんてそう無い。当たり前っちゃあ当たり前だけど電気屋さんで店員さんに質問したってここまで「基本的」なこと、なかなか教えてもらえないです。それが無料で!!
私は、確かたまたまTwitterで流れてきた情報を捕まえたのだと思います。後にも先にもその1ツィートしか無かったと思います。ふむ、必要としている人にどうしたら情報が届くかなあ・・・
また来られた方の中に障害をお持ちのお子さんがおられたのですが、ちゃんとマイiPadをラクラク操作し、様々な電子書籍やその他を楽しんでおられました。で読んでた電子書籍が確か「部下の育て方」みたいないわゆるビジネス本でどへーーっと思いました。お子さん、ですよ。実は一緒に来られていた親御さん、本人さんに操作場面の撮影の許可を頂いていたのですが、私自身がiPadの操作を覚えるのに必死で、そのお子さんの操作風景が撮れなかったのは残念です。
基本操作ですが、タップ(指の腹でちょんと触る)ドラッグ(指の腹をつけたままでズリズリ引っ張る)ダブルタップ(ちょんちょんと2回触る)フリック(指の腹で弾くように触る)とかあるじゃないですか。そういうやり方の中で今回覚えたもの。
どっかに画像が無いかと思って探したのですが無いので文だけで書きます。
アプリをやっている途中で画面上に掌を半開きにして5本の指の腹をつける。で、指の腹をつけたままズリズリっとつまむようにすぼめる。この動きを何と言うのかわかりません。でもこれをやるとアプリの画面からホームの画面に戻ることができます。(アプリそのものは裏で動いていたりする)
で、私などは「困った時はホームボタン」と思ってホームボタンでこの状態に戻していましたが、このつまむような動きのほうがiPadの負荷が少なくて長持ちするんじゃないか、という話をお聞きしました。(これは高松さんからじゃなく別の方から)(iPhoneではできません)
またこれは不思議なやり方ですが、ホームの場面だったか、アプリの場面だったかで、5本指を半開きにして、指の腹をつけたまま上方向にズリズリやると、裏で動いているソフトのアイコンが出てくるのだったかな?私がiPadを持ってないので確認できませんが。(iPhoneではできません)
基本的操作を学習するためのソフト。
動画にも出てきますが、こちらにもソフト名を書いておきます。
講習会ではもっとたくさんのソフトを使わせて頂きましたし、紹介して頂きました。静止画をキャプチャしておきます。
iLoveFireworks Lite

タップしたりドラッグしたりするやり方によって花火が炸裂します。
触ると画面が変化する、という基礎の基礎にいいっすね。
で、懐かしいのは20年前にMSXで実践を始めた時にも「花火」のソフトがありました。確か府中養護学校でkintaさんとかそのお仲間も「花火」って題のソフトを作ってはったのじゃないかな。なんか定番だなあ、とめちゃ懐かしかったです。
Pocket Pond HD

池の画面が出てきます。でタップしたりドラッグしたりした時に、波紋が広がり水の音がするのですが、もうこれがめちゃくちゃ快感。
またトンボ捕り(?ってか叩き落す感じ?)もできます。これは「狙ったところを触る」練習かな。
サウンドタッチ

「音の出る絵本」のiPad番です。この画面は動物のアイコンですが、いろんなカテゴリがあり、そのアイコンをタップすると鳴き声や音が出てきます。動画の中で高松さんの言葉も聞こえますが、「音の出る絵本」だったら1000円かかるところがこういうもので遊べてしまうという・・・(しかし、まあ本体購入費用とか、本当はかかってるわけですが)
ハッピーデコレーション

いろんな材料を選んで自分の作りたいケーキを作るソフト。画面はドラッグしてローソクに火をつけようとしているところです。で、自分の用意したすべてのローソクに火がつくと周囲が暗くなり、息をフーフーするとローソクを消せるのですが、動画で見て頂いたらわかるように私は失敗しています。これは確か音センサーを使ってるんだったかな。でiPhoneの方がうまくいきやすいそうです。(iPhone版もある)
これって・・・確かiPhoneで「女性のスカートをフーフーしてめくる」ってソフトがあったのと同じですね・・・
ドロップトーク
これは有料です。
自閉症の人のためのコミュニケーション支援アプリです。

これは初期のキャンパス画面。

で、設定の画面で必要な絵(アイコン)を入れていき、そこをタップすると音声が出てVOCA(ボカ・音声表出コミュニケーション支援装置)となるわけです。
で、その他その他、上で紹介した資料PDFにも他のソフトとか便利装置満載です。
ラベル:iPad 障害支援 ICT