「学校教材の整備指針」小中学校でも特別支援教育関連の教材を例示
というエントリがあり、そこから文部科学省の
学校教材の整備
を見てみると、
一方、教材整備のための経費は、現在、地方交付税による財源措置(PDF:94KB)がなされており、平成21年度からは、新たに必要となる小学校外国語活動教材、中学校武道用具や和楽器等の教材整備を促進するよう、「新学習指導要領の円滑な実施のための教材整備緊急3ヵ年計画(PDF:84KB)」を策定し、平成23年度までの3ヵ年総額で約2,459億円の地方交付税措置を予定しているところです。
各学校や地方公共団体におきましては、この措置を活用し、計画的に教材整備を行うことが望まれます 。
とあります。
で、その下の方に
小学校教材整備指針
ってのがあって、その特別支援教育関連の一部(もっとたくさんあります。私の興味関心のあるところだけ引っ張り出した)に

あはは。「情緒障害」という項目に「箱庭」と「衝立」が一緒に入ってる・・・おもろいなあ。しかし、「箱庭」を購入して、はてさて教師の側で使える人がどれだけいるんだろう・・・ま、それは置いておいて。「箱庭」が必要なお子さんと「衝立」が必要なお子さんの状態像はかなり違うと思うんだけど・・・ま、それもいいか。
ところで、ここにあげられているのは「備品」なのかなあ?これは地域により1万円以上であったり、2万円以上であったり、消耗品費では購入できない物のみになるのだろうか?
例えば「自閉症」の項目にある、ソーシャルスキルトレーニング用教材におめめどうの「おはなしツイン」とか「ふきだしーる」とか、まあその他コミュニケーションメモ帳類とかぴったりなんだけど。でもって、これらは単品なら安いけど、ふだん使いに大量に用意しておこうとすればそれなりにお金はかかるよ、っちゅうもんですが。(購入したい先生方。そーゆーふーに理屈はつけられます)
おはなしツイン(100枚つづりで1冊315円)

ふきだしーる(4シートで210円)絵や写真に貼って気持ちとかセリフを理解しやすくする。

あとタイムタイマーも売ってまっせ。(ただし、ここで言いたいのはタイムタイマーをはじめとした時間を見てわかるようにする物だとは思いますが)

コミュニケーション補助器具にはコミュニケーションメモ帳類は入らないか・・・器具じゃないもんなあ。でもメモ帳もグッズではある。
オールコミュメモセット・DVDつきなんてえのもあるけど、たかだか4200円だしなあ・・・

もっと、大量にメモ帳をセットして1万円越え、2万円越えで売ればいいのかな?
ADHDのお子さん用に「衝立」ってのもありますね。これは注意があっちゃこっちゃいかないためか。
特別支援学校教材整備指針
には

とあります。ほほー。スケジュールボード。んじゃあおめめどうの「コミュメモボード見通しビッグ」と「ホワイトボードセット」とMITEKAやMITEKAバーをたくさんつけて、人数分買って頂けばいいんじゃないか。
コミュメモボード見通しビッグ(3150円)

ホワイトボードセット(1575円)

MITECA(30枚 4725円)

MITECAバー(30枚 3780円)

まあ、なんせ、先生方や親御さんが自腹切らなくても環境を整えるようにならなあかんもんねえ。