私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

2011年08月16日

映画「ヒマラヤ 運命の山」メスナーのナンガ・パルバットの悲劇



 2回目の上映に行ったら、いっぱいでした。座れましたけど。
 正直、地味だと思ってたし、ハッピーエンドでもないし、それほど一般に有名な話でもないし、ガラガラかと思っていたのでびっくりしました。

 実際にナンガ・パルバットでロケをしていて、風景はめちゃ綺麗でした。

 ラインホルト・メスナーがナンガ・パルバットで遭難し、弟が死にメスナーは凍傷を負ったものの生還した話は知っていました。またその話でもめていたのも。で、この映画の場合はいわばメスナーの視点で描かれているからメスナーが正しくて隊長(ヘルリヒコッファー)が悪と思えるか、ってえとそうでもないなあ。

 1970年に遭難した弟ギュンターの遺体が2005年にメスナーの証言通り発見された、というのがあってメスナーの意見が補強されはしたのだけど、それでも映画の中でもメスナーは基本的には独断専行(映画の中では最終的に隊長も許可を与えているけれど)の人だし、メスナーは隊長が「救助活動をしなかった」と非難しているけど、8000メートル峰の上の方の話だしなあ・・・

 もちろんそれでメスナーを責める気にもならないですが。

 この後、8000m峰でも極地法(物量をたくさん揃え、基地を少しずつ前進させて登頂を狙う)からアルパインスタイル(少人数[あるいは単独]で物量も少なく、素早く登頂を狙う)に変わっていくようになりました。メスナーが嚆矢なのか、他の方が始めたのかまではわかりませんが。

 メスナー兄弟が少年の頃、村の中の登れる石垣とかにどんどん登っていくエピソードもありました。私も、学生時代から、30歳くらいまで、そこらへんの石垣をよく登りました。一度、夕方にお城の石垣を登っている時、下を通りかかったアベックの女性の方が私を見つけ「キャーッ!」と言ってしゃがみこんでしまったことがありました。男性のほうが「な、何をしているんですか?」と尋ねるので「岩登りの練習です」と答えたのだけど・・・そんなしゃがみこむほどのもんでもないような気がするけど・・・


 
posted by kingstone at 19:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おめめどう商品使用者と未使用者との疫学的調査について

 私は以前から

「おめめどうの商品を使っている人につていの疫学的調査を誰かやってくれい」

と書いてましたけど「疫学とはなにか 重松逸造著」を読んでみて、こりゃあたいへんなもんだ、と思いました。

1.まず自閉症スペクトラム障害の人・あるいは類するコミュニケーション障害の人を選び出す。
  ここで何を使うのか?
  医師の診断?WISCの結果?CARS?LDT-R?
  過去にWISCなど取っていればその数値は参考になるか。
  LDT-Rは別に「自閉症」を診断するテストではない。けど「頭の中で音声言語をどこまで道具として使えるか(使えないか)」をみるのには役にたつし、時間がかからない(つまり被験者の負担が小さい)から過去の記録が無くても、その時ぱっとやってもいいけど。


 その自閉症スペクトラムの人の中でおめめどうの商品を使っている人の群・使ってない(できれば視覚支援などされてない)群に分ける。「使っている群」でも単に使っているだけでなく「考え方がわかって使っている」は入れたいところだけど。例えば視覚支援についても「視覚支援」として使っているか、「視覚強制・視覚の檻」として使っているかで意味は全然違うものになるように、おめめどうの商品だってそういうことはあるだろうし。(ハルネット(支援メーリングリスト))で学ばれている人なら間違いはないかなあ。

 で、こういうのは倫理的に見ても実験するわけにはいかないから、(今、やってる視覚支援を外す、ってのは倫理的におおいに問題があるでしょう)現在「この子は音声言語がわかります」と言われて視覚支援してもらってない人を探してきて、で、その様子を観察する、と。

 まあ、あとコントロール群として「自閉症スペクトラムではない人」の群もあればいいんだろうけど。


 そうやって調べる人を探しだしてきて、じゃあ何の項目を調べるのか?

 どれだけ、どんな場面でおめめどうの商品(視覚支援)が使われているか。いないか。
 そのことでどれだけ楽になったか(本人・保護者・教師など周囲の支援者に聞く)楽になっていないか。
 客観的な行動としては(問題行動と言われるものの数・程度・自発的表現の量・程度。)

 質問紙法だけでなく、現在の行動については1時間とか2時間の観察を入れてもいいか。給食をはさんで11時半〜1時半とか。

 調査項目には他の環境因子も入れる必要があるか。ひとつ大きく関係するのでは?と思うものにネットリテラシーがあるな。ってかネットが使えないとおめめどうのサービスをうまく利用できない、というのはありそうだ。

 しかし、「効果測定」に何を使うか、ってのが問題で。
 言ったら「どれだけ楽に生きていけるか」「どれだけ幸せ感があるか」みたいなところなんだろうけど、何を数値化したらいいんだろう?だいたい数値化できるのか??

 まあ、面白そうではある。

 大学の職員さん、院生さん、学部生さん、やってみない?

 
 

8月16日(火曜日)

 おはようございます。

 曇。少し涼しい風が吹いてます。

 京都五山の送り火。

ラベル:挨拶 天気
posted by kingstone at 07:20| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

疫学とはなにか 重松逸造著



 このアマゾンのアフェリエイトをコピーしようとしてびっくり。
 これブルーバックスで580円の本なんです。それがロープライスで2994円!!

 1977年(昭和52年)に出た古い本なんですが。もう34年も前の本になります。

まえがき

 疫学は流行病学とも言われる。エビデミオロジー。明治22年(1889年)森鴎外「疫れい学」(れいの字はむつかしくて出てこない)
疫理学という名前だったら誤解も少なかったかもしれない。予防のための学問である。

 疫学調査はプライバシーの問題に深くかかわるためその調査には倫理性が強く求められる。

 可能性(ポシビィリティー)だけでなく蓋然性(プロバビリティー)にもとづいて予防対策上チェックすべき要因を指摘する。
(科学的に可能性は0では無いにしても、その起こりやすさ、確率はどうなんだ、ということですね)

 まずスモンについて。
 スモンは昭和30年頃からあったと思われますが、1例報告が上がったのが昭和33年。
 昭和39年埼玉県戸田周辺で46人の患者の集中発生
 同年 日本内科学会でシンポ「亜急性脊髄視神経症」Subacute Myelo-Optico-Neuropathy 頭文字をとってSMON(スモン)
 昭和39年から3年間「下痢を伴う脳脊髄炎症の原因および治療の研究班」成果なし
 昭和44年「スモン調査研究協議会」が発足。当時としては画期的な研究費(3500万円)(昭和45年の消費者米価10kg1150円。ということは今だと3倍で1億円くらい?)新しく調査票を作る。そのためには診断基準が必要。
 昭和44年の全国調査。確実例2726人・容疑例1629人多発地区のきめ細かな調査を並行して行う。
 緑色の舌 緑色の便 緑色の尿 尿中から緑色の物質(キノホルム3価鉄キレート化合物)と針状の結晶(非抱合型キノホルム)が発見された。キノホルムはスモン患者の治療に使われていたので死角になっていた
 昭和45年8月)新潟大学の椿忠雄教授のキノホルム原因説
 キノホルムは昭和9年から売りだされ、当時の売薬の胃腸薬のほとんどに入っていた。
 ここまでは「後ろ向き調査(過去について答えてもらっての調査)」で原因を確定できるところまではいかない。
 しかし昭和45年9月にキノホルムを販売停止にした後の患者数は劇的に低下した。これで明らかな相関関係が示される。
 昭和47年3月スモン調査研究協議会は「原因と判断される」と発表。

 ということで昭和33年に一例報告がされてから疫学調査を経て対策をされるのに12年、「原因と判断される」と発表するのに14年かかっているわけですね。

 で統計の結果がある因子との間に相関があっても因果関係とは限らないわけで。

 著者は「テレビの増加とスモン」について述べています。これは「誰でも相関はあっても因果関係はない例として思い浮かぶ」例として出してはります。ここらへんが「テレビの増加と発達障害」についてだと、専門家でも因果関係があるように言う方に実際にお会いしたこともあるなあ・・・まあ「わからない」というのがほんまのところだと思いますけど、その方は「あるように匂わせ」てはったし、テレビが様々な不都合の「原因」と主張する本はありましたね。(ちなみに私は因果関係が逆だと思ってます。テレビのせいで発達障害が増えたわけではなく、発達障害のある人がテレビに引きつけられる率が高い、であるのだろうと)

 で、この本の中でも「原因」とされるものが単独ではなく「複数」ある例も出てきます。
 
 また疫学調査をする時の調査の問題として、「はい」「いいえ」以外に「わからない」も必要であったり、大気汚染がひどい地域では呼吸器症状について尋ねれば答えは高めに出がち、とかいう問題もある。そちらへの意識が強いから。(しかしこれもひとつの実態と言えば言える。心理的側面として)というようなことも書いてはります。

 そらそうやわなあ。

 なお、著者の重松逸造さんについてWikipediaを見てみたら、チェルノブイリでの疫学調査もしてはります。で

 1991年5月、ウィーンのIAEA本部で開かれたプロジェクト報告会において、汚染地帯の住民には放射能による健康影響は認められない、むしろ、「ラジオフォビア(放射能恐怖症)」による精神的ストレスの方が問題である、1平方km当り40キュリーという移住基準はもっと上げてもよいが、社会的条件を考えると今のままでしかたないであろう、との報告をまとめ発表した。
 
とのことですね。精神的ストレスもだろうし、経済的・社会的な側面、ごっつい大きかったやろなあ、とは思いますね。




ラベル:疫学
posted by kingstone at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・記事・番組など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月15日のつぶやき

king1234stone / kingstone
むっ  RT @rutyonki: うちの飼い猫が…。・゜・(ノД`)・゜・。 at 08/15 23:51


king1234stone / kingstone
早朝覚醒して、しかし倒れこむほどに眠い。で、また眠り、起き、しかしまた眠り、起き・・・ごっついたくさん眠ってしまったと思ったが、合計8時間。なんや別に眠り過ぎってわけのもんでもない。 at 08/15 10:27

king1234stone / kingstone
おはようございます。そういや、そうだなあ。  QT @wanderland1124: kingさん、おはようございます!奇しくも終戦とお盆が被ってるんですよね。 at 08/15 05:32

king1234stone / kingstone
おはようございます。外は真っ暗。で、よくわかりません。敗戦の日。 at 08/15 04:47

king1234stone / kingstone
うまい!!でも態度は渡辺美里のほうがもっとおばちゃん・・・  RT @Riverv0120: 友近がチラッつくのは私だけでしょうか?? at 08/15 04:42
posted by kingstone at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする