現神戸製鋼コベルコスティーラーズ。
こういう本にありがちですが、わりと中身は薄い・・・
1996年2月1日初版。で、この時点では全日本8連覇が達成できなかったのが明らかになっていた時期ですね。
1995年1月15日に全日本7連覇を達成し、その2日後に起きた阪神・淡路大震災のことが大きくとりあげられています。
そうか、震災の後、堀越君が主将になってるんだ。熊谷工業→早稲田→神戸製鋼の名スクラムハーフ。
震災のあと、日本代表から退いていた平尾のもとにワールドカップ南アフリカ大会に向けて復帰が打診され、受けます。
で目指したのがフォワードとかバックスにとらわれない機能的なラグビー。フォワードもパスするし、ライン参加もするし、バックスでもモールやラックに突っ込む。ある意味、ラグビーが生まれた時の姿というか。
で、ワールドカップに行く前のルーマニアを招いてのテストマッチでは奏功します。
しかしワールドカップ南アフリカ大会の本番ではギタギタにされてしまいます。
ウェールズ 57ー10 日本
アイルランド 50-28 日本
ニュージーランド 145ー17 日本
この大会は映画「インビクタス/負けざる者たち」の時です。
このニュージーランド戦。映画の中でもテレビ放送して(音声だけが聞こえるんだったっけかな?)いる場面が出てきます。
このニュージーランド戦の後、得点の電光掲示板に得点が消えた後
「I never forget Japanese」
の文字が出たそうだけど、これは励まされたのやろか?ツッコマれたのやろか?
1995年10月15日。スティラーズ・チャリティー・フェスタ95」にて、Tシャツに書かれていた言葉
「すこしずつ ひとつずつ」
「You'll never walk alone」
上は大八木、下はマーク・イーガン(アイルランド)が考えた。
ラベル:ラグビー