大分県の特別支援教育室フリーリーの夏季研修におめめどう営業として参加させて頂きました。
前泊を含めて三泊四日という旅は何年ぶりだろう。一泊二日と二泊三日以上は質的に全然違うものになると思うので、もつんかいな、と思っていたけどもちました。
フリーリーを始めたのはカボスワインさん。私のパソコン通信障害児教育フォーラムでの古い友人です。
いったい何をしているところかと言うと・・・う〜〜ん、何だろう。いろいろ学校生活に困難をきたしている児童・生徒や保護者の相談にのり解決の方向に持って行ってる所、かな。たぶん診断なんてたいへんつきにくい児童・生徒に関わることが多いのだろうと思っていましたが、行ってみてやはりそっちのような気がしました。いわゆる「軽いやん」と言われがちなお子さんたちですが、決して困難が軽いわけではありません。
公的な補助とか助成はいっさいなしで運営されてます。
二泊三日のうち直接的な「お勉強」(考え方であるとか手立てとか)のコマというのは非常に少なかったですね。
私がざっと適当に思い出すコマで言うと
「脳波と集中力」(ワークショップ)(数コマ)
「宮城県(震災被災地)での子ども支援の報告」(数コマ)
「薬物療法に関する最近の情報についての報告」(1コマ)
当事者さんの演奏(複数人・複数回)
「薬物療法に関する最近の情報についての報告」だけが、ちょっとお勉強っぽいかな?もちろん「宮城県(震災被災地)での子ども支援の報告」も実は深い「お勉強」ではあるのですが、ちょっと見はたんたんとしたレポートに見えます。
「脳波と集中力」についてはオチがあったのですが、私はそれを知らなかったものだから、私の参加させてもらっていたグループの人にはオチを先に言ってしまったのと同じになったという、後から見ると「大人気ない」みたいなことになってしまいました(^_^;)
で、じゃあ何をやっていたのかというと何だろう??言葉にすれば「癒し」になるのかな??参加されていた方は現場でいろいろ活動されている教師や支援に関わっている方。で、たぶんそれぞれ地元でいろんな会をやってたりする方が多いように見受けられました。その中で様々な悩みを持ちつつ前向きに活動してはる。で、何だかよくわかんないけどこの会に参加して元気になって、「今自分のやっている方向で間違いないんだ」と思えてそれぞれ現場に帰って行く、そんな感じだろうか。
あと当事者さんの演奏も、「結構にこにこ楽しく暮らしてる人がおるやん」というのをまのあたりに見ることができる、という意味で、大きい意味があると思います。(もちろん当事者さんの中には人の前に出るのがいやな人もおられるだろうし、それはそれでいいことで)
参加者のおひとりが感想で「ここはいごこちのいい場所です」と言っておられたのが印象的でした。おめめどうのスローガンとまんま一緒ですやん。
私はおめめどうのコミュニケーションメモ帳だとか書籍だとかの営業に行ってました。やはり書籍「
あきらめない支援」が一番に注目されてました。
で、少し時間を頂いておめめどうの商品の主として考え方の部分をプレゼンさせて頂きました。
また「宮城県(震災被災地)での子ども支援の報告」のさいに少し時間を頂いて「
自閉症・発達障害の人への非常時の支援と工夫(伝える・尋ねる)」のことを話させて頂きました。
人前である程度時間を取ってしゃべらせて頂くって7〜8年ぶりかなあ。
で、そんなこんなで商品のこととか質問に来て下さる方がおられたのですが、現役の教師や支援者さん、もちろん悩みがあるから話しかけて下さるわけですが、ええ実践してはりますわあ。すごいなあ、と思います。
それと同僚さんとかが、もちろん一生懸命ゆえですが、お子さんの苦手なところを伸ばそうと叱咤激励したり罰を与えたりしているのをお聞きすることも複数ありましたが(悪口とかいうのでなく)、お子さんもだけど同僚さんもしんどいやろなあ、もっと楽にできるのになあ、という感想がまず湧いてきました。
そうそう、話があっちこっちになりますが、ホットコーヒーや熱いお茶、冷たいジュース・お茶などが飲み放題。とかお菓子とか、そこらへんがめちゃ充実してました。
でもって料金が会員は28000円で非会員は36000円のところ、今回は2割引きだって。
これはかなり安いやろなあ・・・諸経費引いたらどうなるか(そんなことばかり考えてしまいます)
またそれぞれの項目については別エントリで。
注・研修のテーマは毎年変わるそうです。で、年によっては「お勉強」がたくさんある年もあって、みなさんひーひー言いながら参加されてたとか。まあいろいろみたいです。