ワッキーが5日間だか6日間か、まともに王将に入って修行するという番組。この手のタレントが「ちょっとおじゃましました」的なのはよくあるけれで、これだけ長期間にわったって入りこむのは少ないのじゃないかな。
王将は少し前にも新人研修の様子が放映されてネットでは結構非難轟々な意見も多かったけど、私は「あり」だと思いました。もちろん私は回れ右して即逃げ出しますけど、そうじゃない人にとってはすごくいいんじゃないか?システムの方が人を選ぶということはあるだろうけど。
今回の番組を見ていても、もちろんワッキーは特別扱いだろうけど、エリアマネージャーが「俺の動きの通り動け」と言ったり、ホールの仕事を覚えるのに若い女性がワッキーに徹底的にダメを出したり、つまり先輩にはワッキーの動きのどこが「違う」かが見えてるわけですね。で、どういう動きをしたらいいのかもわかっている。
エリアマネージャーが「スピードの中にこそナントカがある」(ナントカの部分、忘れた)があると言ってたのもほんまやなあ、と思います。
特別支援教育では子どもに対しては別に「スピードが命」ってことはなく、「早くさせた」からっていいもんじゃないんだけど、で「細かく指摘する」より「待つ」ことが大事だったりするけれど、しかしそれは子ども、つまりお客様に対してであって、例えば教材作りとか、書類作りとかは「スピードが命」な部分もあるよな。同僚教師に対してはどうだろう。で、子どもに対しても、なぜ「待つ」のか、って言ったら結局はそれが「一番早い」からだったりもする。
また若い教師に向かって「俺の動きの通りしろ」と言えたりするとしたらすごいことや。
やっぱり「やってる」人の言うことには含蓄があるなあ、と思います。
でも繰り返しますが、私は回れ右して逃げますけどね。
ラベル:研修 OJT 王将