私の関わりのある法人
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※このブログに書いていることは、私の関わりある法人の意見ではなく、
 あくまでも、私個人の意見です。

学習指導要領についての話

レデックス通信から

特総研セミナー・レポート「特別支援教育のさらなる進展」の記事

 実のところ、私はこのあたりの話、苦手です。現場で起こっていることから授業を考えていくのは得意というか、それしかできなくて、文部科学省がこう言ってるから、こういう授業を作る、というのは大の苦手。

 現役時代、この手の話を聞く研修は苦痛でした。

 でも教師・学校・指導主事・教育委員会によっては「文部科学省がこう言ってるから、かくかくしかじかして下さい」と要求すると「じゃあやろうか」と思ってくれる人もいることは事実です。だから知っておくのは大切ですね。

追記
 コメントでもずらいとさんが、「自立活動に「人間関係の形成」などという,内容が加わりました。」ということを教えて下さっています。「自立活動」というのは特別支援教育の根幹と言っていい部分。でこれは、使いようによって良くも悪くもなりますね。「人間関係の形成」ができなきゃ他のことしない、という方向にいくとまずい。けれど「具体的なやりとりができることによって人間関係を形成していく」と考えればすごい武器となる。まあ、使い方次第です。

 それから上で「学習指導要領を持ち出すと『じゃあやってやろうか』と考える人もいる」と書きましたが、ひらの教師だと「うるさいこと言いやがって」と反発だけする人もいるかもしれないので、お気をつけて。教育委員会の人だと、そういう人はいないと思いますが。

 あと、「道徳の重視」みたいなことが言われていて、「う〜む、むつかしいなあ。どうすりゃいいんだ」と思っていましたが、考えてみるとソーシャルスキルトレーニングと捉えればいろんなやり方があるんだ。「教える」こともできるし、「一緒に考える」こともできるし。まあ、それでも肢体不自由特別支援学校の最重度のお子さんだと、いろいろ考えなきゃいけない点があるでしょうが。
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(1)特総研セミナー・レポート「特別支援教育のさらなる進展」1
http://www.ledex.co.jp/mailmag/index.html?no=fin110204
(2月4日号)

 今年4月から改訂された学習指導要領に基づいての学習指導が小学校で始まります。特別支援学校や通常学校の特別支援学級、通級においても同様です。いったいどのようなものに指導が変わっていくのか、国の専門機関が実施するセミナーを何回かに分けてレポートしたいと思います。

 国立特別支援教育総合研究所、略して「特総研」は障がい児の教育に関する日本の唯一のナショナルセンターです。学習指導要領に基づく指導の開始に備えて、700名の全国の特別支援教育関係者を集めて、1月28日29日の2日間、国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。

テーマ:特別支援教育のさらなる進展へのチャレンジ−学習指導要領改訂にあわせて−

1.シンポジウム:特別支援教育のさらなるチャレンジ−現状の把握と今後の展望
2.講演:学習指導要領と学習評価
3.分科会
   第一分科会:障害のある子どもとない子どもが共に学ぶ
   第二分科会:特別支援教育におけるICT活用の在り方
         −障害の重複化・多様化への対応−
   ※ICTは、情報通信技術のことです。

 平成22年度国立特別支援教育総合研究所セミナー1
 http://www.nise.go.jp/PDF/H22semmner1_annnai.pdf

 まず、今号と次号の2回で安彦忠彦・早稲田大学大学院教授(中央教育審議会委員)の講演を紹介します。

 この講演は、幼小中高や特別支援学校という全校種に共通する、新学習指導要領の改訂のポイントを示すという位置づけです。

改訂の背景は、次の3点です。
(1) 日本の歴史的位置の変化
 諸外国へのキャッチアップが終わり、覚えて まねる(記憶力)から新しいものを生み出す(思考力)重視の教育へのシフト。これは、前回の指導要領の改訂の方針を維持。
(2) 日本社会の教育力の衰退
 地域と家庭の教育力の低下を補う、社会全体の取り組みによる教育再生に取り組む。
(3) 国際比較上の変化
 OECDのPISA(国際比較調査)の学力観と学力の低下傾向。

(3)は特に重要です。社会に求められる、主要能力:キー・コンビテンシーは「単なる知識や技能だけではなく、技能や態度を含む様々な心理的・社会的なリソースを活用して、特定の文脈の中で複雑な課題に対応することができる力」と定義されました(中教審答申)。

OECDにおけるキー・コンピテンシー http://bit.ly/aBmkpj

 例えば、読解力では「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」となります。従来、日本で読解力が指した内容は、国語的な理解でしたが、ある意味で、教科を越えた実社会での問題処理能力ということができます。また「書かれたテキスト」には、文字だけでなく、図や表、イラストも含まれます。

 そして、それら三項目を実現するための、新学習指導要領の趣旨は、7点に集約されます。

(1) 改正教育基本法を踏まえた改訂
 義務教育の重視と道徳教育の重視。
(2) 「生きる力」という理念の共有
 「実社会・実生活に生きる力」に焦点を当て、時間数、学習形態等を改善。
(3) 基礎的・基本的な知識・技能の習得
 思考力のみを目指すのでなく、基礎と思考のバランスを重視。

 2000年と2003年のPISAテストで読解力で世界一になったフィンランドは国内で読み書き能力の低下が問題になり、基礎・基本に当てる時間数を増やしたそうです。日本でも思考力を重視しつつ、基礎・基本の時間数を増やすことになりました。

(4) 思考力・判断力・表現力等の育成
 「総合的な学習」を主、教科学習を副として育成。

 ※「総合的な学習」は前回の指導要領の改訂で、教科時数を削減して新設された時間で、課題(プロジェクト)を設定し、それに取り組むことで思考力等を伸ばすことを目的として活動を行う。

(5) 確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保:長期休暇の短縮
 時数増は、基礎・基本の習得よりも、思考力等の育成に用いる。

「学力の確かさ」は、三つの面から実現します。
  ア.知識・技能(正確さ) 
  イ.思考・論理(確実さ) 
  ウ.内省・吟味(確かめ)

 中教審委員の市川伸一・東大教授は、学習を習得型、活用型、探究型という3つのタイプに分類することを提唱しています。教科の時間では基礎・基本を習得型で学習し、発展的内容を活用型の学習で行います。さらに、総合的な学習の時間で、探求型の学習をすることで、確かな学力を身につける、という構造です。

 ※上記は安彦先生の講演内容です。市川先生自身は、活用は型ではないがとして、以下の本で、その辺りを解説しています。

「『教えて考えさせる授業』を創る」 市川伸一著、図書文化、1470円税込
 http://amzn.to/ihqIu6

(6) 学習意欲の向上や学習習慣の確立

 志水宏吉・大阪大学大学院教授は、著書「学力を育てる」で、調査に基づき学力と相関があるのは親の収入でなく、学習習慣の形成の有無だと明らかにしています。

「学力を育てる」 志水宏吉著、岩波新書、700円税別
 http://bit.ly/elwAtG

(7) 豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実

 新指導要領では、各教科のすべてで、それぞれの教科の特質に応じて、道徳について適切な指導をすることが明記されています。ただし、安彦先生は、各教科の本来の目標を実現することが優先されるべきで、その指導を全体として「道徳臭く」することではないと明言されました。
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(1)特総研セミナー・レポート「特別支援教育のさらなる進展」2
http://www.ledex.co.jp/mailmag/index.html
(2月18日号)

 1月28日29日国立特別支援教育総合研究所セミナー基調講演「学習指導要領と学習評価」の後半です。講師は安彦忠彦・早稲田大学大学院教授(中央教育審議会委員)です。

 教師あるいは学校管理職向けの話なので、読者の理解しにくい(しなくてもよい)部分は割愛した点があることをご承知おきください。

1.学習評価の改善の狙い

(1)「生きる力」の理念の継承・発展

 2002年から施行された前指導要領で導入された「生きる力」。知識、道徳、体力のバランスがとれた力と定義され、今回の改訂でも最も大切な力として評価の中心に据えられます。

(2) 新学校教育法第30条第2項の学力規定に従った観点

 同条文の抜粋「生涯にわたり学習する基盤が培われるよう基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取り組む態度を養うことに、特に意を用いなければならない」

 ここで列挙された項目一つひとつにどの程度則っているか、という複数の観点から、学習への子どもの取り組みを評価します。

(3) 「確かな学力」の重視

「基礎基本」と「思考力等」をバランスを取りながら評価します。ただし、思考力等が最終的な目標であることに留意します。

2.学習評価の改善の方向

(1) 目標準拠評価(いわゆる絶対評価)の全面的採用を継承

「観点別学習状況の評価:プロセス」も「評定:結果」も絶対評価です。学校間の「評価基準」のズレについては、地域の学校間ないし教育委員会が調整します。観点別学習状況については、後述します。

(2) 「質的評価」を重視し、過度の量的評価は避ける

 ポートフォリオ評価やパフォーマンス評価を重視し、実際の言動とその記録で評価します。具体的には、論述試験・口述試験・実技試験等を行います。小学校に導入される英語についても同様です。

※パフォーマンス評価(アセスメント):身に付けた能力を活用しなければ解決できない課題を与え、達成できるかどうか実際に確認して評価する。

(3) 学習意欲の喚起や主体的な学習活動の促進

「個人内評価」による絶対的評価・肯定的評価を主とします。また、自己評価・相互評価により、主体的学習を創造し、自己評価能力を育成します。

3.「観点別学習状況の評価」と「評定」

(1) 4つの観点で、学習状況を評価します。
 ア.関心・意欲・態度
 イ.思考・判断・表現
 ウ.技能
 エ.知識・理解

 以前「表現」は「技能」とセットで評価しました。今後は「思考・判断」とともに働かせるように指導して評価します。また、芸術表現ではなく、言語活動の一環で表現力を捉えることがポイントです。

(2) 「評定」の存続

 端的な子どもの達成度を知る上で必要なものと位置づけます。ただし、相対評価ではなく、絶対評価で行います。

 最後に、まとめとして、以下の3点を確認されました。

(1) 目標準拠、つまり「指導する前に目標を設定する」ことから評価が始まる。さらに評価する観点で準拠するものが異なる。
 ア.知識・技能 ドメイン準拠 到達度:二分法
 イ.思考・態度 スタンダード準拠 次元分け

(2) 相対評価は採用しないが、集団内の位置については何らかの方法で示してもよい。

(3) 究極の狙いは「指導と評価の一体化」。カリキュラムや指導法・学習法の改善に役立てるために、評価を行うことを忘れないように。もし、そういったデータが得られない時は、評価活動を見直すべき。


なんだかとても疲れていた話

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 しかし
 ふーーー消耗が激しい・・・・
 無事新学期を迎えられるか・・・

バーベキューのこと

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 kingstoneです。

 4月7日が近づいてきました。
 うう、降水確率50パーセントって昨日YAHOO!の天気欄では出てたなあ・・・・

 さて保護者のみなさん、サポートブックと、本人さん用のスケジュールを持ってきて下さいね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 〇〇です。

>  4月7日が近づいてきました。
>  うう、降水確率50パーセントって昨日YAHOO!の天気欄
> では出てたなあ・・・・

 やっぱり。
 つらいなあ〜!!
 何とか晴れてくれへんかなあ〜。
 また、みんなで盛り上がりたい。

>  さて保護者のみなさん、サポートブックと、本人さん用の
> スケジュールを持ってきて下さいね。

 うわ〜っ!!
 やっとお姉ちゃんと作ったサポートブックを、試せるときが、やっと来た。
 ほんまに、役に立つんかなあ!?
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 Kingさん、こんにちは、□□です。

>うう、降水確率50パーセントって昨日YAHOO!の天気欄
>では出てたなあ・・・・
>
 50%ですか…。近頃の天気予報はあたるからなあ。
 晴れたらいいですね。

> さて保護者のみなさん、サポートブックと、本人さん用の
>スケジュールを持ってきて下さいね。

 仙台の旅日記には、書かなかったのですが、実は、△△のサポートブックを紛失してしまいました。
 けっこう、感情の起伏が激しかったので、コミュニケーションのシンボルをよく、使いました。
 たぶん、「上野ぉ〜」と聞いたあのとき、あわててE2系の前ポケットに入れたままにしちゃったんだと思います。

 他の人に、役に立つものでもないし、戻って来て欲しいなあ…と思っているんですけど、無理でしょうね。

 で、もう一つあったと思うけど、どこに行っちゃったのかわからないんで(資料の中に埋没している)、即席のサポートペーパーでお許し下さい。スミマセン。

 ッテ、△△にボランティアさん、付くのでしょうか?

 兄貴は、賄いのサポーター(足手まとい)をすると言っています。

支援技術とコミュニケーション(自閉症の人のたいへんさ)

 大昔の話です。

 特別支援学級にいた頃。


 ◯◯です。

 昨年のATACのテキストで、畠山卓朗さんがはじめにのことばとして書かれていた、一部の「コミュニケーションって何?」で、下記の事を知り、この面でも、彼らの大変さを思い知りました。(下記のアドレスのスライドと、テキストに書かれている文章が、同じ内容にも拘わらず、自分の中に落ちてくる違いも実感したものですが。)

※畠山卓朗さんのATACでの発表のスライド
http://homepage2.nifty.com/htakuro/ATAC/ATAC2001_1.html

音声言語と非音声言語
・3対7の割合
  ・言葉の内容そのもの        7%
  ・声のトーンとかバイブレーション 39%
  ・顔色、目つき、ジェスチャー   55%

 また、戻って、

・人の顔にマスクがかかっていて、表情が読めない
・声のトーンも平板でそこからの情報がない

家族や職場なので、それを想像するだけで、情報の少なさが分かります。

その後、

・言葉の意味が分からない、
・我々が見えていないリテール(細部)を見ている

など、など、付け加えていくと、それぞれの子どもの像が見えてくるように思えます。

□□さん  wrote:
| 先日の佐々木先生で、いろいろと聞いたけど、今日は三つをご紹介(あんま
|り引用はしたくないけど、スミマセン)。

| 自閉症の人は、
| 「見えないもの(情報)に意味を持たせるのがニガテ」
| 「予期しないことが起こるとストレスがたまる」
| 「否定されると困惑する」

| それで、△△は、本当にたいへんな世界に生きているのだなあ…と改めて感
|じました。

3月6日(日曜日)

 おはようございます。

 まだ少し薄暗いですが、いい天気みたいです。
 今日は少しは暖かくなるかな?
ラベル:挨拶 天気
posted by kingstone at 06:29| Comment(0) | TrackBack(0) | よしなしごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする